中国Huaweiは10月16日(英国夏時間)、ディスプレイに指紋センサーを内蔵した新型Androidスマートフォン「HUAWEI Mate 20 Pro」を発表した。ディスプレイに指を置くだけで指紋を読み取り、セキュリティロックを解除できる。価格は1049ユーロ(約13万6000円)から。日本での発売は未定。
同社が発表した「HUAWEI Mate 20」シリーズのフラグシップモデル。内蔵指紋センサーは、「人間工学に基づいた設計と動的圧力センシング技術」(同社)で実現したという。
Mate 20 Proは6.39インチ(3120×1440ピクセル、538ppi)の有機EL(OLED)ディスプレイや、3眼のアウトカメラ、3D顔認証に対応するインカメラなどを搭載。プロセッサは自社開発の「HUAWEI Kirin 980」(8コア)で、最上位モデルは8GBのメモリと256GBのストレージを備えている。OSは最新のAndroid 9.0 Pieを採用した。サイズは72.3(幅)×157.8(奥行き)×8.6(高さ)ミリ、重さ約189グラム。
ディスプレイに指紋センサーを内蔵する技術は、米Synapticsの「Clear ID」や、米Qualcommの「Sense ID」、ジャパンディスプレイ(JDI)が開発中のものなどがある。同様の技術を内蔵したスマートフォンとしては、今年1月に中国Vivoが中国市場向けに「vivo X20Plus UD(屏幕指紋版)」を発表している。
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