ニアバイシェアも危険?AirDropとの違い

ニアバイシェアも危険?AirDropとの違い

最近よく聞く言葉「Nearby Share(ニアバイシェア)」

皆さんも聞いたことはありませんか?

噂によるとiPhoneのAirDropのAndroid版だとか。

AirDropは知ってる。突然卑猥な写真が送られてきたりスマホの名前を本名にしていると危険なAppleデバイスの共有機能でしょ?

設定次第では、と付け加えておきましょう。

本来はAppleデバイス間のデータのやり取りをワイヤレスでスムーズに行える便利な機能ですが、状況次第では第三者から突然写真が送られてきたり場合によってはウイルス付きデータを知らぬ間に受信したりするケースがある為、割と危険な機能です。

また、iPhoneの名前に本名が入っている場合も知らない人にバレてしまうため、基本的にAirDropは「受信しない」または「連絡先のみ」に設定しておくことが好ましいです。

にて共有範囲を選択できます。

AirDropだけでなく「インターネット共有」を有効にしているだけでもiPhoneのデバイス名が分かるため、デバイス名は適当なものにしておきましょう。

アイコンも特定されないように適当なものにしておきましょう。

Nearby Shareではどうなのか?

ニアバイシェアも危険?AirDropとの違い

  • 送信側は送り間違えないように気をつけよう
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    Nearby Share(ニアバイシェア)とは?

    Nearby ShareとはAndroid・ChromeOS間でワイヤレスにデータ共有が行える機能のこと。Androidはバージョン6.0以降、ChromeOSはバージョン91以降より利用することができます。

    Nearby Share↔AirDropのような使い方はできませんのでご注意を。

    ChromeOSの場合は画面右下の時計部分をクリックした所に目玉アイコンが表示されます。

    それがNearby Shareです。

    Nearby ShareはAirDropと違い、送信ボタンを押したらいきなり共有されるといったことはありません。

    相手が承認ボタンを押さない限りは共有されませんし、また、送り先を誤った場合はキャンセルもできるためAirDropよりも比較的漏洩し難いようになっています。

    ただ、Nearby Shareも設定次第では個人情報漏洩もあるため、基本的には公共の場ではオフにしておきましょう。

    なお、設定方法については、Androidスマートフォンの設定画面にあるGoogleをタップし、「デバイス、共有」の「ニアバイシェア」より公開するデバイス名の変更や共有範囲を設定できます。

    ただし、YouTube配信者、またはYouTubeチャンネル所有者はチャンネルアイコンとGoogleアカウントアイコンが同じになっている可能性があるため、変更されることを推奨します。

    一度ChromeなどでGoogleアカウントのアイコンの変更を行った後、YouTube Studioの「チャンネルのカスタマイズ」よりチャンネルアイコンを投稿することで、YouTubeチャンネルアイコンとGoogleアカウントのアイコンが独立するようになります。

    送信側は送り間違えないように気をつけよう

    AirDropもNearby Shareも送信側についてはとにかく気をつけること。

    SNSが流行っている今、電車や街中で写真や動画を共有される方もいらっしゃると思いますが、ふとしたことで間違えて知らない人に送ってしまったといったケースも。

    そうならない為にも、公共の場では写真共有を控えるなど対策しておくことをオススメします。

    もし共有してしまった場合は、相手が削除してくれることを祈るしかありません。