KDDIと沖縄セルラーは、2月8日に京セラ製のスマートフォン「URBANO V04」を発売する。OSはAndroid 9 Pieをプリインストールしている。価格(税込)は一括5万8320円。
URBANO V04は、これからスマートフォンを使う50代をメインターゲットにしたモデル。前モデル「URBANO V03」から約2年ぶりの登場となる。カラーはカラーはノーブルグリーン、ボルドー、プラチナシルバーという落ち着いた3色を採用。
auの「URBANO V04」左からノーブルグリーン、ボルドー、プラチナシルバー過去機種との比較。左から「URBANO V02」「URBANO V03」「URBANO V04」。V04はより洗練された印象になったスクエアな形状の金属ボディーに5.7型のフルHD+ディスプレイを搭載。シリーズでは初めてディスプレイ面に物理キーを採用しておらず、その分広い面積を確保した。この大きな画面を生かし、文字やアイコンサイズを一括で拡大できる「表示拡大モード」も用意した。背面に搭載したシリーズ初の指紋センサーは、ロック解除はもちろん、なぞってスクロールや、ダブルタップで拡大表示が可能。
カメラとFeliCaロゴの下に指紋センサーを搭載有効約1600万画素のアウトカメラはシングルだが、複数の写真を同時に撮影、合成することで、背景をぼかした写真を記録できる。インカメラは有効約800万画素。IPX5/7の防水性能、IP6Xの防塵(じん)性能に加え、米国国防総省が制定したMIL-STD-810G準拠の耐衝撃性能も備える。おサイフケータイにも対応する。
ワンセグは利用できないが、FMラジオチューナーを内蔵。radiko.jpアプリを使い、インターネットラジオから切り替える形で、FMラジオチューナーからラジオを聴取できる。聴取にはイヤフォンを挿す必要があるが、災害時やモバイル通信が途絶えたときの情報源として活用できる。トラブルが起きた際に、状態を分析して原因を診断してくれる「おまかせメンテナンス」機能も用意した。
外部接続端子はUSB Type-C(これもシリーズ初)3.5mmイヤフォンジャックもある側面から背面にかけて金属パーツが使われているサイドキー部分は異なる塗装で仕上げられているauスマートフォン独自の機能として、新たに「パーソナル・スクリーン」を採用。ホーム画面端のアイコンをタップすると表示でき、ユーザーの好みに合ったニュース、動画、書籍、ショッピング情報などを提案する。登録したキーワードに関連する情報の表示も可能。スマホで何をすればいいか分からない、もっとスマホを活用したいという声に応えるべく搭載した。
情報を提案する際は、ユーザーの性別、年齢、契約中のデータプラン、端末の利用ログ(どんなアプリを使ったかなど)を参照する。通話履歴、ネットの閲覧履歴、位置情報など、個人を特定しやすい情報は参照しない。利用料金は無料で、ユーザーが利用規約に同意した上で、手動で設定する必要がある。この機能は、Android 8.0を搭載した一部のauスマートフォンに順次提供する予定。KDDIによると、採用はエントリーモデルが中心になるという。
ホーム画面端のアイコンをタップ(写真=左)。すると「パーソナル・スクリーン」が起動する(写真=右)おすすめレシピも紹介(写真=左)。表示するコンテンツの参照にしているサービス(写真=右)au +1 collectionでは、カバーを閉じた状態で着信や時刻を確認できる小窓の付いたフリップケース、ハイブリッドカバー、ブックタイプのケース、保護フィルム、保護ガラスを発売する。
機種名 | URBANO V04 |
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メーカー | 京セラ |
OS | Android 9 Pie |
プロセッサ | Snapdragon 630(2.2GHz4コア+1.8GHz4コア) |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
外部メモリ | microSDXC(最大400GB) |
ディスプレイ | 約5.7型フルHD+ TFT液晶 |
解像度 | 1080×2160ピクセル |
バッテリー容量 | 2800mAh |
連続通話時間 | 約1510分 |
連続待受時間 | 約550時間 |
アウトカメラ | 有効約1600万画素CMOS |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディーカラー | ノーブルグリーン、ボルドー、プラチナシルバー |
サイズ | 約74(幅)×153(高さ)×7.9(奥行き)mm |
重量 | 約163g |
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