ファーウェイ・ジャパンは11月14日、Androidスマートフォン「HUAWEI nova 5T」などの新製品を発表した。発表会には、ファーウェイデバイス 日本・韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴ・ハ)氏も登壇した。
今回発表された新製品は、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「HUAWEI nova 5T」、2週間の電池持ちをうたうスマートウォッチの「HUAWEI WATCH GT 2」、スマートバンドの「HUAWEI Band 4」、ノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 3」。また、プレゼンテーションでは触れられなかったが、Androidタブレット「MediaPad M5 lite」のメモリ・ストレージを増強した追加モデルも同日に発表されている。
このような幅広い商品展開の背景にある戦略として、呉波氏は「1+8」という同社のラインアップの考え方を語った。“1”は主力のスマートフォンを指し、それを軸に、タブレット、パソコン、スマートスクリーン、スマートテレマティクス、VRグラス、ウェアラブル、スマートイヤホン、スマートスピーカーという8つの製品カテゴリーに事業領域を拡大する。
新製品の発表とあわせて、動向が注目される独自エコシステム「ファーウェイモバイルサービス(HMS)」を日本のアプリ開発者にもアピールしていくことや、既存機種の「EMUI 10」へのアップデートにも言及。
また、グローバルでの端末出荷数は2018年よりも早いペースで2億台を突破したことや、日本でも2019年1月~10月のスマートフォン市場におけるシェアがキャリア+SIMフリーで3位、SIMフリーのみでは1位となったことを挙げ、禁輸措置などの一連の出来事を踏まえてもビジネスは好調であることを強調した。
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