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Xiaomi Redmi Note 9Sが優れる5つのポイント
『Rakuten Hand』の画面サイズは5.1インチ、『Redmi Note 9S』は6.67インチと、両モデルには1.5インチ以上の画面サイズ差があります。処理能力に関しては『Snapdragon 720G』を搭載しているので同等ですが、動画観賞、ゲームプレイ、ウェブブラウジング、電子書籍閲覧といった利用時に『見やすい』と感じるのはやはり大画面。写真や動画を撮影する時にも、全体の構図を把握しやすいので大画面のメリットを感じます。『大は小を兼ねる』という言葉が、ディスプレイには当てはまりますね。
『battery life』を利用して電池残量が100%から20%まで減る時間を実測したところ、『Redmi Note 9S』は『25時間31分』。
『Rakuten Hand』は『18時間57分』という結果になりました。もっとも、『18時間57分』という時間はスタミナスマホ並の長さで、日常的な利用であれば不便を感じる事は無いでしょう。
つまり、『Redmi Note 9S』の駆動時間が長すぎるのです。しかし駆動時間が長くて『困る』という人はいないはず。『ゲーム』『動画観賞』『動画撮影』といった電力消費が高い用途で利用し続けても、『Redmi Note 9S』であればモバイルバッテリー要らず。性能の高さをフルに活かしてハードに1日中使えます。
『Redmi Note 9S』と『Rakuten Hand』はどちらも『4,800万画素』の超高解像度撮影に対応しています。加えて『Redmi Note 9S』は『超広角カメラ』『マクロカメラ』を備えるので、撮影出来るシーンが豊富。
さらに『夜景モード』を搭載し、光の少ない場所でも低ノイズで明瞭な写真を手持ちで撮影する事が可能です。
一眼レフの様にF値やシャッタースピードをマニュアルで設定出来る『プロモード』にも対応。『プロモード』は動画撮影時にも大活躍。数値を少しずつ調整する事で映画監督の様な映像を誰でも簡単に。
『Rakuten Hand』は『4GB/64GB』モデルのみなのに対し、『Redmi Note 9S』は『6GB/128GB』モデルを用意。メモリ容量が増えると一度に高速で処理出来るデータ量が増えるので、沢山のアプリを同時に起動した時動作に余裕が生まれます。
ストレージの容量は『Micro SDカード』で増量すれば良いという考えの人が多いと思いますが、『Rakuten Hand』は残念ながら『Micro SDカード』非対応。また、外部ストレージは内部ストレージと比較してデータ読み書き時の消費電力が高め。動画の再生/撮影など、データの読み書きを長い時間継続的に行う場合は内部ストレージを利用した方が明らかに効率的で連続駆動時間が長くなります。
XiaomiのスマートフォンにはAndroidをベースにした『MIUI』が採用されています。『MIUI』には『ゲームターボ』『スピードブースト』『ディープクリーン』といった最適化機能に加え、同じアプリを複製して2アカウントで利用出来る『デュアルアプリ』、データを完全に分離して仕事用、プライベート用に切り替えられる『セカンドスペース』が利用可能。『Rakuten Hand』は楽天のサービス利用を前提としているので、『スマートフォンを便利に使う』事に関しては目立った機能は搭載されていません。