ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!

ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!

iMacが使われたのはちょっと意外かも?

ウィキペディアを作ったiMacが箱付きで競売に登場。予想落札価格は約96万円!

世界のオークションには思いもしないアイテムが出品されることがよくありますが…クリスティーズに出品されたのは、なんとウィキペディアの立ち上げに使われたというiMac。2000年モデルの「ストロベリー」色が、付属品も箱も付いて、予想落札価格8,500ドル(約96万5,000円)で出ているんです。

共に苦しみを乗り越えた愛機

このiMacは、現在ウィキメディア財団の名誉理事長のジミー・ウェールズ氏が使っていたもので、2000年にウィキペディアの前身である「ヌーペディア」を生み出したものでもあります。

ちょうどその時は、娘のキーラちゃんが生まれたものの、難病で出産直後から入院してしまい、病状についてネットで調べまくっていたのもこのiMacだった、という思い出も詰まっています。同時に共同編集ソフト「Wiki」をインストールし、身を粉にして初期のウィキペディア構築にも使われました。その後、娘さんが動画を見るために使われ、今日まで箱に戻され物置きにしまわれていたんですって。

競売の締切は、12月15日午後2時とのこと。執筆時はすでに40の入札がありましたが、どんな人物がいくらで競り落とすのでしょうか? 間違いなく、インターネットの歴史に名を残す1台になりますからね。