ソニーから、フラッグシップモデルと同スペック、サイズダウンして安価になったDolby Atmos対応サウンドバー新登場

ソニーから、フラッグシップモデルと同スペック、サイズダウンして安価になったDolby Atmos対応サウンドバー新登場

海外ソニーより、新しいサウンドバーが発表されました。

ソニーは、最上位サウンドバー「 HT-A7000」を7月に発表したばかりですが、新たにDolby Atmos対応のサウンドバー「HT-A5000 」を発表、こちらはより小さい部屋向けで、HT-A7000より400ドル(約4万4000円)もお安くなっております。

海外ソニー公式から発表され、価格は900ドル(約9万9000円)、発売は2022年初頭予定となっていて、日本ではまだアナウンスがないものの、発売されることはほぼ間違いないと思われます。

A7000とA5000の違いは、A7000が7.1.2chのサウンドバーであるのに対し、HT-A5000 は5.1.2chで、内蔵スピーカーが2つ少なくなっているところ。A7000はサイドビームトゥイーターを採用していますが、A5000は通常のビームトゥイーター、そしてHDMI2.1ポートがひとつしかありません。

ソニーから、フラッグシップモデルと同スペック、サイズダウンして安価になったDolby Atmos対応サウンドバー新登場

それ以外のスペックはほぼ一緒で、Dolby Atmos対応、DTS:X対応、ソニー独自の立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応しています。またHT-A5000 にもソニーのオートキャリブレーション技術が搭載されていて、部屋に合わせてサウンドを最適化してくれます。

また、8K HDR、4K 120p、Dolby Visionパススルーにも対応し、HT-A7000と同様、オプションのリアスピーカーやサブウーファーに対応したシステムの構築も可能です。どちらのサウンドバーも、Bluetooth、AirPlay 2、Spotify Connect、Googleアシスタント、Amazon Alexaに加えて、Chromecastに対応しています。そして、ソニーのブラビアにサウンドバーを直接接続して、統合的なUIを実現するという新機能にも対応していますよ。

しかし、フラッグシップモデルと変わらないスペックでより安価な製品をソニーが発売するのは珍しい…ということで、米Gizmodoが直接ソニーに問い合わせたところ、A5000の方がかなり小さくて重さも2.6kg軽くなっているとのこと。A7000は長さ1.3メートル、高さ8センチですが、A5000は長さ121センチ、高さは6.7センチとのことで、両者のサイズに大きな差がありました。

ソニーによると、HT-A5000は、小さめの家に住んでいる人や、小さな娯楽室等で使用する人向けの製品とのことです。また、パススルーや4K 120Hzに対応していますが、HDMI 2.1ポートが1つしかないため、いろいろ繋いでカスタマイズしたい人には物足りないかもしれません。

HT-A7000は、広々としたリビングルームで優雅にテレビを視聴したり、ゲーム機やセットトップボックスのサウンドを迫力ある音でサウンドバーから出したい人向けで、HT-A5000は都市に住んでいるなど、小さめの家に適しています。

まあ出たとしても来年でしょうけどね。

訂正[2021/09/14]サイズと重量に関する誤りを訂正しました。