Netflixのマーベル系ドラマ『デアデビル』の権利がディズニーに返還。ファンはシリーズの復活を嘆願

Netflixのマーベル系ドラマ『デアデビル』の権利がディズニーに返還。ファンはシリーズの復活を嘆願

2015年から配信が始まり、2018年に惜しまれながらも打ち切りとなってしまったNetflixのドラマ『デアデビル』。そして今年の11月29日、打ち切りから2年が経過したことでディズニー/マーベルとNetflixの間で交わされていた契約が失効となり、『デアデビル』を映画やドラマに登場させる権利がディズニー/マーベルに戻ってくることがファンの間で大きな話題となりました。

一体どんなドラマなのかを簡単に説明をしておくと、『デアデビル』はマーベル・シネマティック・ユニバースと世界観を共有する作品で、幼い頃に薬品を浴びてしまったことで視力を失った代わりに超人的な感覚を手に入れた男マット・マードックが、昼は弁護士として活動し、夜はヴィジランテ「デアデビル」として法では裁けぬ悪と戦う物語。

シーズン3まで続き、『ジェシカ・ジョーンズ』、『ルーク・ケイジ』、『アイアン・フィスト』、『パニッシャー』とキャラクターが共有されるシリーズが展開され、さらに他のチームを結成する『ザ・ディフェンダーズ』も2017年に公開されました。

Netflixのマーベル系ドラマ『デアデビル』の権利がディズニーに返還。ファンはシリーズの復活を嘆願

最終シーズンも含め『デアデビル』は非常に好評なシリーズだったのですが、Netflixは『アイアン・フィスト』と『ルーク・ケイジ』の打ち切りをかなり突然な形で発表し、『デアデビル』を含む他のシリーズも相次いで打ち切りとなりました。

その当時、製作陣とNetflixとの間でクリエイティブ部分での断裂アリというタレコミもありましたが、現在もその具体的な打ち切りの理由は謎のまま。Netflixは打ち切りの理由はもちろん、具体的な視聴者数などのデータも出さないのがファンとしてはちょっと困るところ。せめて理由だけでも教えてほしい。

デアデビルのMCU合流に期待!

ともかく、今回権利が帰ってきたことにより、シリーズの打ち切り以来その復活を願い映像化権の返還を求める署名活動を行なってきたファンたちが改めて #SaveDaredevil のタグを使ってTwitterに投稿し、6万5000以上のツイートでトレンド入り。なかでも主演のチャーリー・コックスの再起用を求める声が大きかった様子。

その声がディズニーに届き、実際にシリーズが復活かどうかは今のところまったく不透明ですが、個人的にも大ファンなのでぜひともですね。

ただ、この段階でNetflixで現在配信中のエピソードの配信権が切れたわけではないので、続きという形で展開するのはかなり難しいかもしれません。復活が無理でも、せめてデアデビルと仲間たちをMCUのほかの映画やドラマに絡ませたりしてほしいんですよね。

とにかくここで終わってしまうのはもったいないなさすぎるシリーズなのは確か。まだしばらくNetflixで配信されると思うので、まだ見ていないという人はこの機会に是非。復活を願うファンの声が大きい理由もわかるはず!