HuaweiはHuaweiは2月24日(中央ヨーロッパ時間)、スペイン・バルセロナでノートPC「HUAWEI MateBook Pro X」「HUAWEI MateBook」「HUAWEI MateBook D」の2020年モデルを発表した。第10世代Coreプロセッサ(開発コード名:Comet Lake)を搭載したことが大きな特徴で、順次販売を開始する予定だ。
MateBook X Proは、MateBookファミリーの「フラグシップ」という位置付け。2020年モデルのユーロ圏における販売価格は1499ユーロ(約18万円)から1999ユーロ(約24万円)となる。
MateBook Pro(2020年モデル)CPUはCore i5-10210U(1.6G〜4.2GHz、4コア8スレッド)またはCore i7-10510U(1.8G〜4.9GHz、4コア8スレッド)を搭載。メモリは8GBまたは16GB(LPDDR3:オンボード)で、SSDは512GBまたは1TB(PCI Express接続)を備える。一部のモデルでは、独立GPUとしてNVIDIAの「GeForce MX250」も搭載している。
ディスプレイはタッチ操作対応の3000×2000ピクセルの13.9型液晶で、sRGBの色域を100%カバーしている。ポート類はUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0 Type-Aと3.5mmイヤフォン/マイクコンボ端子を備えている。USB 3.1 Type-C端子はUSB Power Delivery(USB PD)規格の電源入力と、DisplayPort規格の映像出力を兼ねている。
バッテリー容量は56Whで、最大で13時間の動画再生が可能だ(自社測定値)。ボディーサイズは約304(幅)×217(奥行き)×14.6(厚さ)mmで、平均重量は約1.33kgとなる。カラーはEmerald Green、Space Gray、Mystic Silverの3つから選べる。
MateBook X Pro(2020年モデル)を手にするHuaweiコンシューマー部門のリチャード・ユーCEOMateBook 13/14は、MateBookファミリーの「プライム層向け」という位置付け。記事執筆時点では、詳細な価格の情報は出ていない。
MateBook 13(2020年モデル)CPUはCore i5-10210UまたはCore i7-10510Uを搭載。メモリは8GBまたは16GB(LPDDR3:オンボード)で、SSDは512GB(PCI Express接続)を備える。MateBook 13の一部モデルでは、独立GPUとしてNVIDIAの「GeForce MX250」も搭載している。
ディスプレイはタッチ操作対応の2160×1440ピクセルの13型/14型IPS液晶で、sRGBの色域を100%カバーしている。カラーはSpace Gray、Mystic Silverの2つから選べる。
MateBook D 14/15は、MateBookファミリーの「メインストリート」という位置付け。ユーロ圏における想定販売価格は、MateBook D 14が699〜949ユーロ(約8万4000円〜11万4000円)、Mate Book Dが649〜949ユーロ(約7万8000円〜11万4000円)となる。
MateBook D 14/15(2020年モデル)CPUはCore i5-10210UまたはCore i7-10510Uを搭載。メモリは8GBまたは16GB(DDR4:16GBはMateBook D 14のみ)で、ストレージはMateBook D 14が256GBまたは512GBのSSDを、Matebook D 15が256GB SSDまたは256GB SSD+1TB HDDを搭載する(SSDはいずれもPCI Express接続)。一部のモデルでは、独立GPUとしてNVIDIAの「GeForce MX250」も搭載している。
ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の14型/15.6型IPS液晶を搭載している。カラーはSpace Gray、Mystic Silverの2つから選べる。
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