ファーウェイがカメラ性能にこだわったフラッグシップスマートフォンPシリーズの最新モデル、P50 Pro / P50 を本国で発表しました。
上位の P50 Pro は50MPメイン、40MPモノクロ高感度センサ、64MP望遠、13MP超広角の背面4カメラ構成。
かつてデュアルレンズの高画質カメラで名を馳せたPシリーズですが、P50は背面カメラとセンサを収めるハウジングが二つの円になり、巨大なデュアルレンズが復活したようなスタイルです。
ただ倍率の違うレンズが並ぶだけではなく、カラーフィルタなしのモノクロ高感度センサなど複数カメラからの入力を組み合わせて演算処理することで、「光学系の物理限界を突破する」とうたうコンピュテーショナル・フォトグラフィー技術「XD Fusion Pro」による高画質が大きなトピックです。
主な仕様は、ディスプレイが6.6インチ 2700 x 1228画素 120Hz 有機EL。Kirin 9000 または Snapdragon 888プロセッサ、8GB / 12GB RAM + 128GB ～ 512GBストレージ。本体サイズは 158.8 x 72.8 x 8.5mm、重量 195g。防水防塵等級はIP68。
OSはAndroidではなく、独自の HarmonyOS 2を搭載します。
ProではないP50はわずかに小さい6.5インチ 2700 x 1224画素 90Hz 有機ELディスプレイ。Snapdragon 888、8GB RAM + 128GB / 256GBストレージ。156.5 x 73.8 x 7.92mm、181g。防水防塵等級はIP68。サイズ的には上位のProとほとんど変わりません。
こちらの背面カメラ構成は50MPメイン、12MP超広角、12MP望遠。
中国国内での価格は、P50 Pro の8GB / 128GBモデルが5988人民元(約10万1000円)、P50は4488人民元(約7万6000円)から。P50 Proが8月12日、P50は9月発売予定。
