Huawei初のWindows 10タブレット「MateBook」 Core M搭載の12型で699米ドルから:Mobile World Congress 2016

Huawei初のWindows 10タブレット「MateBook」 Core M搭載の12型で699米ドルから:Mobile World Congress 2016

Huaweiは2月21日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催する「Mobile World Congress(MWC) 2016」で、Windows 10搭載の2in1タブレット「MateBook」を発表した。

プロセッサには第6世代Core M3/M5/M7、OSはWindows 10 Home/Proを採用。プロセッサ、メモリ、ストレージの構成が異なる計6モデルを提供する。エントリーモデルはCore M3、4GBメモリ、128GB SSDの構成で価格は699米ドル、ハイエンドモデルはCore M7、8GBメモリ、512GB SSDの構成で1599米ドル。日本での発売は未定だ。

MateBook

Huawei初のWindows 10タブレット「MateBook」 Core M搭載の12型で699米ドルから:Mobile World Congress 2016

アルミニウム製のユニボディーを採用した本体は、サイズが278.8(幅)×194.1(高さ)×6.9(奥行き)ミリ、重量が約640グラムと、Core M搭載機では薄型軽量だ。側面に指紋センサーを搭載し、ワンタッチで復帰とユーザーアカウント認証が行える。マルチタッチ対応の12型IPS液晶ディスプレイは、解像度が2160×1440ピクセル、視野角が160度で、画面表面に占めるディスプレイの割合が高い(84%)狭額縁タイプとなっている。

MateBookのタブレット部MateBookの側面。厚さは6.9ミリだ

33.7ワットアワーのバッテリーを内蔵し、駆動時間はインターネット接続時で約9時間、音楽再生で約29時間。充電時間はフル充電まで約2時間30分だが、バッテリー容量の約60%までなら約1時間で充電が可能という高速充電機能も特徴だ。給電にはUSB Type-Cポートを用いる。

キーボード接続時

その他には、本体のフロントに500万画素のカメラ、内部に環境光センサー、指紋センサー、加速度計、ジャイロスコープなどのセンサーを搭載し、通信機能はIEEE 802.11 a/b/g/n/ac(MIMO)とBluetooth 4.1に対応する。インタフェースはUSB 3.1 Type-C、Keyboard smart cover connector、ヘッドセット端子、デュアルマイク端子、デュアルスピーカー端子を各1系統備える。

別売の専用アクセサリとして、ストローク1.5ミリを確保したキーボードカバー(129米ドル)、2048段階の筆圧検知とレーザーポインタを備えたスタイラスペン「MatePen」(59米ドル)、複数のUSBインタフェースに対応したドッキングステーション「MateDock」(89米ドル)も用意している。

MatePenMateDock

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