auから「Xperia 5」と「Xperia 8」、細身のスリムモデル

auから「Xperia 5」と「Xperia 8」、細身のスリムモデル

KDDI、沖縄セルラーは10月10日、2019秋冬~2020春モデルのスマートフォンを発表。ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia」シリーズから、ハイエンドモデル「Xperia 5」、ミドルレンジモデル「Xperia 8」を取り扱う。10月11日午前10時から予約を開始し、発売は10月下旬以降を予定している。

Xperia 5 SOV41(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

Xperia 5は、Xperia 1と並んでハイエンドに位置付けられるモデル。本体カラーは、ブラック、グレー、ブルー、レッドの4色。販売価格は税込み9万円台の見込み。

auから「Xperia 5」と「Xperia 8」、細身のスリムモデル

6.5インチ(1,644×3,840ドット)画面のXperia 1を一回り小さくした、6.1インチ(1,080×2,520ドット)の有機ELディスプレイを採用している。21:9のアスペクト比はエンタメコンテンツに向いており、ソニーのテレビ「BRAVIA」の技術を生かした高画質化エンジン「X1 for mobile」を持つ。HDRやBT.2020色域をサポートし、映像制作者の意図を再現する「クリエイターモード」もポイントだ。

カメラは、超広角・標準・望遠のトリプルレンズ仕様。こちらもソニーのデジタルカメラ「α」シリーズのノウハウを取り入れた画像処理エンジンを備え、被写体の瞳にピントを合わせる「瞳AF」や、光学式手ブレ補正を搭載している。また、毎秒30回という高速処理でフォーカスを制御しながら、最高約10コマ/秒の連写が可能だ。

そのほか、ハイスペックと「ゲームエンハンサー」といった機能によるゲーム体験、高速連写スクリーンショット、ボイスチェンジャー、電波状況が良くないWi-Fiに自動で接続せずにLTEで通信など、細かい機能面でも見どころが多い。

Xperia 8 SOV42(ソニーモバイルコミュニケーションズ)

グローバルでは発表されておらず、日本仕様と思われるミドルレンジモデルだ。防水・防塵、おサイフケータイ、緊急速報メールなどに対応している。3.5mmオーディオジャックの装備やハイレゾ再生対応にも、魅力を感じる人は多いだろう。本体カラーは、ブラック、ホワイト、オレンジ、ブルーの4色で、販売価格は税込み5万円台の見込み。

画面は約6.0インチで、アスペクト比が21:9の液晶ディスプレイを搭載。独自のUIを用いたマルチウィンドウによって、動画を見ながらメッセージをやりとりするなど、2つのアプリを同時に使うことが可能だ。

カメラは、デュアルレンズのメインカメラ(アウトカメラ)と、1レンズのサブカメラ(インカメラ)。メインカメラは背景ぼかしや光学2倍ズーム、被写体や環境に応じて最適な設定で撮影する「プレミアムおまかせオート」などを備える。自分撮りの「ポートレートセルフィー」機能では、背景のボケ、美肌といった、5通りの効果を調整できる。