Xiaomi、片手で持ててポケットにも入る6.9型スマホ「Mi Max 3」

Xiaomi、片手で持ててポケットにも入る6.9型スマホ「Mi Max 3」

中国Xiaomiは19日(現地時間)、大画面/大容量バッテリを搭載したスマートフォン「」を発表した。ラインナップおよび価格は、メモリ4GB+ストレージ64GBが1,699人民元、メモリ6GB+ストレージ128GBモデルが1,999人民元。

ディスプレイに2,160×1,080ドットに対応した6.9型液晶を搭載。従来の6.44型液晶搭載の「Mi Max 2」から色域を広げ、NTSC比84%となった。その一方で狭額縁の採用で画面占有率を78.67%から85.19%まで高め、本体の幅を88.7mmから87.4mmに縮小。片手で持て、ポケットにも問題なく収まるサイズとした。

また、5,500mAhのバッテリを搭載し、連続17時間のオフラインビデオ再生や、10時間のゲームプレイを実現。QuickCharge 3.0による急速充電に対応し、1時間で0%から71%まで充電できる。別売りのOTGケーブルを利用して、ほかのデバイスへ充電を行なうリバースチャージング機能も搭載する。

Xiaomi、片手で持ててポケットにも入る6.9型スマホ「Mi Max 3」

背面カメラは画素サイズが1.4μmの1,200万画素+500万画素デュアルレンズカメラを搭載。絞りはF1.9。Dual PDAFをサポートするほか、HuaweiのP20 Pro/P20などのハイエンド機に搭載されている閉ループ方式のAFモーターを搭載し、より高速なピント合わせを実現するという。

低価格スマートフォンの多くは開ループ方式が採用されている。この方式は安価ではあるが、AFに使うレンズの位置をISPが知ることができず、コントラストや像面検出などを行ないながらモーターのドライバICに対し移動する命令を出す。これに対し閉ループ方式はAF用レンズの位置をホールセンサーなどで検出し、ドライバICに位置情報をリアルタイムにフィードバックするので高速なAFが可能としている。

SoCにはSnapdragon 636を搭載。インターフェイスはmicroSDカードスロット(SIMカードのうち1つと排他)、USB Type-C、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0。センサーは指紋、近接、ジャイロ、加速度、電子コンパス、環境光、ホール、赤外線など。

SIMはデュアルNano SIMで、デュアルSIMデュアルVoLTEに対応。対応バンドはFDD-LTEが1/3/4/5/7/8/20、TDD-LTEが34/38/39/40/41、WCDMAが1/2/5/8、TD-SCDMAが34/39、CDMA 1X/EVDOがBC0、GSMが2/3/5/8。

本体サイズは87.4×176.15×7.99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は221g。本体色はブラック、ゴールド、ブルーの3種類。