富士通のSoftBank向けあんしんスマホ「arrows U」の魅力を写真とともに紹介!エントリーモデルながらFeliCaやタフネスに加え、Googleアシスタント専用キーやデュアルカメラを搭載【レポート】
2019年05月10日17:25 posted by 秋吉 健list
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富士通のエントリースマホ「arrows U」を写真とともに紹介! |
既報通り、ソフトバンクは10日、携帯電話サービス「SoftBank」向け「2019年夏モデル」としてOSに「Android 9.0(開発コード名:Pie)」を搭載し、Googleアシスタント専用キーを採用した富士通コネクテッドテクノロジーズ(以下、富士通)製のエントリースマートフォン(スマホ)「arrows U」を発表しました。発売時期は6月下旬以降を予定し、発売に先立ってソフトバンクショップや量販店などのSoftBank取扱店および公式Webストア「ソフトバンクオンラインショップ」にて6月中旬以降に事前予約受付が開始される予定です。なお、価格は現時点で未定となっており、後日案内されるとのこと。富士通がarrowsブランドのスマホをソフトバンク向けにラインナップするのは実に5年半ぶり。2013年12月に発売された「ARROWS A SoftBank 301F」以来となります(当時のメーカーは富士通モバイルコミュニケーションズ)。当時は女性ユーザーをターゲットに持ちやすいラウンドフォルムを備えつつもスペック面ではハイエンドに近く、高級端末路線としてラインナップしていましたが、本機はスマホデビュー層やエントリー層の機種変更を主なターゲットとしたローエンドモデルです。今回の発表に先駆け、実機に触れる機会を得ましたので、写真とともに本機のスペックや機能をご紹介します。なお、ソフトバンクでは傘下のコード決済サービス「PayPay」と連動してメーカーが「PayPayもらえちゃうキャンペーン」を実施し、arrows Uを購入した場合には必ずもらえる3,000円相当の還元がプレゼントされるということです。
本体カラーはブルー、ホワイト、ブラックの3色■エントリーモデルでもノッチデザイン!本機は前述のようにスマホをはじめて使う人やあまりスマホの操作が得意でないような人などを対象としたエントリー向け端末ですが、画面はアスペクト比19:9となる縦長の約5.8インチFHD+(1080×2280ドット)TFT液晶ディプレイを採用しており、角が丸くインカメラ部にノッチを持つ流行りのスタイルです。チップセット(SoC)にはQualcomm製「Snapdragon 450(SDM450)」(1.8GHzオクタコアCPU)を搭載し、内蔵メモリー(RAM)は3GB、内部ストレージは32GBと、低価格帯モデル相応の必要十分なスペックです。デザインでは上部および左右のベゼルが狭い3辺狭額縁スタイルですが、下部の余白部分も十分に狭く、「今風」を楽しめるデザインに仕上がっています。
エントリーモデルでもノッチデザインを楽しめる5.8インチの画面は筐体に対する画面占有率も高いフルHDよりも縦長のディスプレイとしたことで、画面サイズが十分に大きいにもかかわらず筐体の横幅は72mmに抑えられており、片手でも比較的持ちやすいサイズを維持。その上重量は165gと比較的軽量に抑えられているため、使っていて疲れにくい点もメリットの1つです。またスマホ初心者の方やシニア層にも分かりやすいホーム画面としてシンプルホームも用意。アイコンを大きく表示するほか、通常のホーム画面では若干わかりづらくなった「戻る/ホーム/履歴」の各キーを分かりやすく表示します。
■Googleアシスタント専用キーを搭載本機の最大の特徴となるのが本体右側面に備えられたGoogleアシスタント専用キーです。GoogleアシスタントはAndroidスマホに標準搭載されている機能で、通常はホームボタンの長押しや「OK, Google」と呼びかけることで起動可能ですが、本機ではよりかんたんで分かりやすく専用キー(アシスタントキー)を用意。はじめてスマホを利用する方などでも迷うことなくGoogleアシスタントを利用できます。またアシスタントキーは長押しすることでライト機能やカメラ機能、画面ズーム機能、おサイフケータイ機能といった、Googleアシスタント機能を含めた5種類の機能を選択して登録することができるようになっており、頻繁に使う機能を割り当てることで、より便利に使えます。
左から、アシスタントキー、音量調節キー、電源キーが並ぶ検索からスマホの音声操作まで、様々に便利な使い方ができるGoogleアシスタントアシスタントキーの長押し設定は設定画面から行える本体側面にはストラップホールやイヤホンジャックも備えており、これまでフィーチャーフォンを愛用していた方などでも、使用スタイルを大きく変えずに使える利便性も特徴の1つです。側面のデザインも単なる曲面ではなく、僅かに角度の付けられた多角形となっており、さらに角となるラインが上下側面で緩やかにカーブしているなど、目を凝らさないと分からないような部分までこだわった形状となっています。この僅かな角の存在によって、テーブルに置いた状態からのつかみやすさや手に持ったときの「引っかかり感」がアップしており、細かな工夫と配慮が感じられます。
ストラップホールは子供や年配の方に好評だイヤホンジャックは上側面にある背面にはFelicaを搭載しており、安価な端末でもおサイフケータイ機能に対応。指紋が目立ちにくく手触りの良いマット加工となっているため、保護ケースなどに入れなくても使いやすい印象です。
ソフトバンクユーザーには懐かしさもあるarrowsのロゴカメラ機能もアウトカメラがデュアルカメラとなるなど、エントリーモデルとは思えないほど充実。リアカメラはメイン約1310万画素CMOS+測距用約500万画素CMOSの構成で、ボケ味を活かした写真が簡単に撮れる「ポートレートモード」にも対応するなど、手軽に高品質な写真撮影が楽しめるのも特徴の1つです。
フロントカメラは約800万画素控えめだが十分な画質を提供してくれる背面のデュアルカメラカメラは背面の端ぎりぎりのところにある■「あなたに役立つスマホ」をめざしてこのほか、IPX5/IPX8に対応した防水機能やIP6Xに対応した防塵機能、そして耐衝撃性能も備えており、日常用途での使いやすさも徹底的に追求。読みやすいフォント「UD 新丸ゴ」への対応やディスプレイ輝度を自動調節する「スーパークリアモード」など、画面の見やすさにも配慮しています。本機の名称に付けられた「U」とは、「You(あなた)」、「ユニバーサル」、「ユースフル」の意味が込められ、「あなたに役立つスマホ」をコンセプトに開発されたと担当者は語ります。そのコンセプトの通り、縦長のノッチタイプディスプレイは十分に大型で見やすく、しかも本体幅を72mmに抑えたことで持ちやすさも損なわれておらず、本体重量の軽さとともに、手に取った瞬間「お、持ちやすい」、「使いやすそうだ」と感じさせるほどでした。アシスタントキーの採用は一見無駄のようにも感じられますが、Googleアシスタントを物理キーによって呼び出せるという分かりやすさはスマホ初心者にとって大きなメリットです。またアシスタントキーの長押しに各種アプリを設定しておける点は、タッチUIに不慣れな方でも安心です。基本性能は必要十分に抑えつつもデュアルカメラの搭載を可能としている点も高く評価できます。価格はまだ未定とのことですが、ソフトバンクのスマホラインナップの中では最も安価な価格帯となる予定とのことで、十分にお求めやすい価格となることは間違いなさそうです。
【SoftBank arrows Uの主な仕様】通信方式 | こちらをご覧ください。 |
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最大通信速度(下り/上り) | 112.6Mbps/37.5Mbps |
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サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ | 約149×72×8.7mm/約165g(暫定値) |
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連続通話時間/連続待受時間 | FDD-LTE網 | 約1560分/約580時間 |
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AXGP網 | -/約610時間 |
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W-CDMA網 | 約1690分/約650時間 |
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GSM網 | 約910分/約600時間 |
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フルセグ/ワンセグ | ー/ー |
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ディスプレイ | 約5.8インチFHD+(2280×1080ドット)TFT液晶 |
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カメラ(有効画素数) | リア | デュアルカメラ(約1310万画素+約500万画素) |
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フロント | 約800万画素 |
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防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
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Bluetooth | Ver.4.2 |
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内蔵メモリー(RAM) | 3GB |
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内蔵ストレージ | 32GB |
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外部ストレージ/推奨容量 | microSDXCカード(別売り)/最大512GB |
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CPU(クロック数/チップ) | オクタコア(1.8GHz×8)/SDM450 |
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電池容量 | 2880mAh |
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Wi-Fi(対応規格、周波数) | IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz) |
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OS | Android 9 Pie |
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カラーバリエーション | ブルー、ホワイト、ブラック |
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メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
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記事執筆:秋吉 健■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・arrows U 関連記事一覧 - S-MAXTweet
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