Huaweiのフラグシップ、「Mate 20/Pro/X/RS」ハンズオンレポート

Huaweiのフラグシップ、「Mate 20/Pro/X/RS」ハンズオンレポート

Mate 20は、Mate 20シリーズの基本モデル。SoCはKirin 980を採用し、メモリは6GB、内蔵ストレージは128GB。ディスプレイは1,080×2,244ドット表示対応の6.53型液晶するが、左右は本体側面ギリギリまで画面で占められ、圧倒的な狭額縁仕様となっている。上下は側面ほどギリギリまで画面というわけではないものの、それでも非常に狭額縁で、正面から見るとほぼ前面がディスプレイのように感じる。

ディスプレイ上部には、インカメラを囲むように切り欠きがある。切り欠き記自体はかなり小さいく、それほど存在は気にならないように感じた。

Huaweiのフラグシップ、「Mate 20/Pro/X/RS」ハンズオンレポート

サイズは77.2×158.2×8.3mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は188g。このサイズは、最近のスマートフォンとしては特別大きいわけではないが、手にするとやはりかなり存在感があるという印象。手の小さな女性などは、片手での操作は難しそうだ。重量は、軽いわけではないが、このサイズならそれほど不満のない重さと感じた。なお、Mate 20のほうがMate 20 Proよりも横幅がやや広く、横に並べるとやや大きい。

筐体は側面が金属フレームで背面もガラスを採用。質感は色によってやや異なるが、ガラスの奥に細かなヘアラインのような模様があるなど、どの色もかなり高品質な印象だ。ただ、指紋の付きにくい加工が施されているとのことだが、展示機を触った限りでは、指紋のあとは残りやすいように感じた。

背面のメインカメラは、左上が1,600万画素センサーに16mm/F2.2の超広角レンズ、左下が1,200万画素センサーに27mm/F1.8広角レンズ、右下が800万画素センサーに52mm/F2.4望遠レンズとなり、右上はLEDフラッシュだ。また、メインカメラの下には指紋認証センサーがある。メインカメラ部分はわずかに盛り上がっているが、大きく盛り上がっているわけではないので、あまり気にならないだろう。

SIMトレイは左側面にあり、こちらは横にnano SIMが並ぶ従来までと同じ形状。SIM2はNM Cardとの排他利用となる。展示機はケーブルが接続されて外せない状態だったが、下部の端子はUSB Type-Cを採用。また、上部側面にはオーディオジャックも用意される。

下部側面左側面上部側面。やや見づらいがオーディオジャックがある右側面背面背面のメインカメラ。左上が1,600万画素センサーに16mm/F2.2の超広角レンズ、左下が1,200万画素センサーに27mm/F1.8広角レンズ、右下が800万画素センサーに52mm/F2.4望遠レンズとなり、右上はLEDフラッシュ。カメラの下には指紋認証センサーがある正面ディスプレイ上部には切り欠きがあり、2,400万画素のインカメラを搭載SIMトレイは左側面にあり、2つのnano SIMスロットが横に並んだ形状。SIM 2はNM Cardとの排他利用となるMate 20 Pro(右)との比較。横幅、奥行きともにMate 20のほうがやや大きいOSはAndroid 9ベースのEMUI 9を採用する