Huaweiは仏パリで現地時間の27日、新スマートフォン「P20」と「P20 Pro」を発表した。いずれもライカとコラボレーションしたカメラを備え、P20はデュアルを、P20 Proはトリプルカメラを搭載して5倍ハイブリッドズーム撮影が可能。「世界中で間もなく発売」としており、税込でP20は649ユーロ、P20 Proは899ユーロとアナウンスされている。
Huawei「P20 Pro」P20は5.8型、1,080×2,244ドットの液晶ディスプレイ、P20 Proは6.1型、1,080×2,240ドットの有機ELを採用。どちらもOSはAndroid 8.1。チップセットはKirin 970のオクタコアで、P20は2.36GHz×4+1.8GHz×4構成、P20 Proは2.36GHz×4+1.8GHz×4 + micro core i7。メモリとストレージは、P20が4GBメモリと128GBストレージ、P20 Proが6Bメモリ、128GBストレージ。
Huawei「P20 Pro」Huawei「P20」P20 Proは、「スマートフォンで最高の総画素数」というライカトリプルカメラを搭載。4,000万画素のRGBセンサーを備え、レンズはF1.8のカメラと、2,000万画素のモノクロセンサーでF1.6、800万画素の望遠用でF2.4のレンズを備えた3基で構成。3倍のライカレンズ「VARIO-SUMMILUX-H 1:1.6 - 2.4/27-80ASPH」を活用し、最大5倍のハイブリッドズームも利用可能。高感度撮影にも対応し、ISO 102400までサポート。フロントカメラも2,400万画素のF2.0となっている。
P20 Proのカメラ部分P20は、ライカデュアルカメラを搭載。1,200万画素のRGB、F1.8カメラと、2,000万画素のモノクロ、F1.6カメラで構成。フロントカメラは2,400万画素、F2.0。1.55μmと画素の大きなセンサーを備え、高感度撮影能力も高めている。
P20のカメラ部分動画撮影にも対応し、960fpsのスローモーション撮影もサポート。ボリュームダウンボタンをダブルクリックすると、0.3秒で撮影できるウルトラスナップショット機能も搭載。6軸の手ブレ補正機能も用意する。
4Dの予測フォーカスも搭載し、動きのある被写体の撮影に対応。自撮り向けの機能として、AIを活用した3D顔面モデリング技術を搭載、ライティングエフェクトも含めて最適な撮影が可能という。
Googleと提携し、高度なAR機能を実現するARCoreもサポート。
バッテリ容量は、P20が3,400mAh、P20 Proが4,000mAh。どちらも、別売アクセサリの左右完全分離型イヤフォン「HUAWEI FreeBuds」や、HUAWEIアクティブノイズキャンセリングイヤフォンイヤフォンに対応している。