モトローラの約2.6万円のSIMフリースマホ「moto g8」をファーストインプレッション!外観や基本機能を紹介【レビュー】 - S-MAX

モトローラの約2.6万円のSIMフリースマホ「moto g8」をファーストインプレッション!外観や基本機能を紹介【レビュー】 - S-MAX

モトローラの約2.6万円のSIMフリースマホ「moto g8」をファーストインプレッション!外観や基本機能を紹介【レビュー】

2020年05月02日06:25 posted by memn0cklist
SIMフリースマホ「moto g8」を外観や基本機能をチェック!25,800円で5月4日に発売
既報通り、モトローラ・モビリティ・ジャパンが新しいSIMフリースマートフォン(スマホ)「moto g8(モデル名:XT2045-6)」および「moto g8 power(モデル名:XT2041-3)」(ともにMotorola Mobility製)を2020年5月4日(月)より順次発売します。価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格でmoto g8が25,800円、moto g8 powerが32,800円。すでに先行して発売されている「moto g」シリーズの第8世代「moto g8」ファミリーの上位モデル「moto g8 plus」が希望小売価格38,800円となっており、チップセット(SoC)や内蔵メモリー(RAM)、内蔵ストレージといった基本仕様は同じながら画面やカメラ、バッテリー容量が異なるラインナップとなっています。そこで今回は最も安いmoto g8をモトローラ・モビリティ・ジャパンにお借りしましたので、外観や設定、プリインストールアプリなどの基本機能を中心に紹介したいと思います。なお、公式Webショップ「モトローラ公式オンラインストア」ではmicroSDXCカード128GBが付いてくるとのこと。moto g8は画面左上にパンチホールが配置されたアスペクト比9:19の縦長な約6.4インチHD+(720×1560ドット)IPS液晶「Max Vision display」(約269ppi)を搭載し、画面占有率は約88%となっており、大きさは約161.3×75.8×9.0mm、質量は約188.3g、本体カラーはノイエブルーとホログラムホワイトの2色展開です。主なmoto g8ファミリー3機種の仕様を以下にまとめておきますが、おおよそのサイズ感と重さはほぼ同じクラスとなっており、moto g8 plusと同じように最近のスマホとしては標準的だと思われますが、若干厚く感じました。なお、画面の解像度が3機種の中ではmoto g8だけがHDクラスとなっているものの、パッと見ではそこまで違いはありません。
【moto g8シリーズの主な仕様の比較】
製品moto g8moto g8 plusmoto g8 power
画面6.4型HD+(パンチホール)6.3型FHD+(U型ノッチ)6.4型FHD+(パンチホール)
大きさ161.3×75.8×9.0mm158.4×75.8×9.1mm156.0×75.9×9.6mm
重さ188.3g188g197g
SoCSnapdragon 665Snapdragon 665Snapdragon 665
RAM4GB4GB4GB
本体ストレージ64GB64GB64GB
microSDXC
電池容量4000mAh4000mAh5000mAh
背面カメラ16MP/F1.7(広角)8MP/F2.2(超広角)2MP/F2.2(マクロ)ToFカメラ48MP/F1.7(広角)16MP/F2.2(超広角)5MP/F2.2(深度)ToFカメラ16MP/F1.7(広角)8MP/F2.2(超広角)8MP/F2.2(望遠)2MP/F2.2(マクロ)
前面カメラ8MP/F2.0(広角)25MP/F2.0(広角)16MP/F2.0(広角)
NFC
Wi-Fib/g/na/b/g/n/acb/g/n
moto g8を持ってみたところ。決して軽くはない重さパンチホール部分に約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが搭載されています。moto g8 plusのみが2.4GHz帯だけでなく5.xGHz帯の無線LAN(Wi-Fi)やNFC Type A/Bにも対応しています。主な共通仕様は11nmプロセスで製造されたQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 665(SM6125)」(オクタコアCPU「2.0GHz×4+1.8GHz×4」)および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GB内蔵ストレージ、microSDXCカード(最大512GB)、FMラジオ、モノラルスピーカーなど。本体右側面には音量上下キーと電源キー、左側面にはmicroSDXCカード・nanoSIMカード(4FF)のスロット、上側面には3.5mmイヤホンマイク端子とマイク、下側面にはOTGに対応したUSB Type-C端子(USB 2.0)とマイク、外部スピーカーが配置されています。バッテリー容量はmoto g8はmoto g8 plusと同じ4000mAhですが、充電は10Wまで。OSはmoto g8 plusではAndroid 9(開発コード名:Pie)でしたが、moto g8とmoto g8 powerは発売時からAndroid 10をプリインストールしており、ジェスチャーナビゲーションに対応しています。moto g8の左右側面moto g8の上下側面携帯電話ネットワークは対応周波数帯は以下の通り。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズが2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応し、片方はmicroSDXCカードと共用。日本の移動体通信事業者(MNO)へは従来までのNTTドコモやau、ソフトバンクに加え、楽天モバイルにも発売時から対応しているとのこと。実際にお借りしたmoto g8でも少なくとも楽天回線エリアにおける通話やSMS、データ通信は利用でき、moto g8 plusのときには通話やSMSが利用できなかったため、確実に対応してきてはいると思われます。なお、auのみはIOTを取得し、それ以外は自社での動作確認のみとのこと。2G :850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz3G :B1 / B2 / B4 / B5 / B8 / B19(B6含む)4G :B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41moto g8とmoto g8 powerでは発売時から楽天モバイルの自社回線による移動体通信事業者(MNO)としての携帯電話サービスに対応。なお、moto g8 plusについてもソフトウェア更新で対応予定前面は各色ともにブラックで、背面カラーはmoto g8ファミリー3機種ともにブルー系がラインナップされていますが、moto g8のノイエブルーはシンプルな“紺”といったところ。そのため、moto g8 powerの緑がかったカプリブルーやmoto g8 plusの深みのある濃紺のコズミックブルーと比べると若干チープ感がなくはないですが、全体的な質感としては値段に関わらず大体同じなのではないでしょうか。moto g8の背面。カラーはノイエブルーで、Motorolaの「M」ロゴ部分に指紋センサーを搭載。リアカメラのでっぱりはmoto g8 plusよりは控えめセンサー類は加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、環境照度センサーに加え、背面に指紋センサーを搭載。なお、moto g8 powerには地磁気センサーが搭載されていますが、moto g8には非搭載。リアカメラはトリプル構成で、レーザーオートフォーカスに対応した約1600万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F1.7)および画角118°の約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角レンズ(F2.2)、最短2cmまで寄れる約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/マクロレンズ(F2.2)。加えてToFカメラも搭載。カメラアプリのファインダー画面。スライドでカメラ・ビデオ・その他が切り替わり、その他にある機能はよく使う機能がスライド切り替えに自動追加されるAndroid 10になったものの、カメラアプリのUIはmoto g8 plusなどの旧機種と変わらない。横持ちで左側中央にある2つの点のうちの下を押すと超広角カメラによる「ウルトラワイド」モードになるカメラアプリの設定画面。なお、カメラのシャッター音はmoto g7シリーズやmoto g8 plusと同様にSIMカードを装着しない状態ではオフにできるものの、日本の携帯電話回線のSIMカードを装着するとシャッター音のオフにできなくなる仕様ですが、マナーモードにすることでシャッター音を鳴らないようにできる模様(製品版で同じかどうかは不明)その他に「ポートレート」や「マクロ」などの撮影モードがある。なお、被写体に近づけると自動的にマクロモードを切り替えらえるボタンも表示される。料理などのシーンについても同様にAIによって自動認識され、こちらは自動適用されるものの、ボタンで手動でオフすることは可能。またサードパーティー製アプリでもRAW形式による撮影に対応するホーム画面とプリインストールアプリ一覧。Facebookやドキュメント・スプレッドシート・スライドなどのアプリは削除(アンインストール)可能通知画面。ユーザーインターフェース(UI)は“ピュアAndroid”となっており、シンプルな操作体系設定画面の第1階層目。「Moto」がある以外は非常に標準的に。日本語文字入力はGoogleの「Gboard」がプリインストール日本向けはモデル番号(SKU)が「XT2045-6」で、FCC IDは「IHDT56YK4」、技術適合認証は「ADF20-0005018」、工事設計認証は「018-200022」主な仕様の確認内蔵ストレージは購入時でおよそ14GB使われているため、残りは50GB程度。電池持ちはmoto g8 powerほどではないものの、4000mAhバッテリーなので標準以上は持つ印象カメラを頻繁に使う場合には「設定」→「システム」→「操作」にて「電源キーを2回押す」を「カメラの起動」にすると便利Android 10になったのでジェスチャーナビゲーションやダークテーマなどに対応。ベンチマークスコアは「AnTuTu Benchmark」では17万程度モトローラ独自機能では「クイックキャプチャー」や全画面スクリーンショットを撮影できる「スクリーンショットエディター」、「ピークディスプレイ」、「親切ディスプレイ」のほか、ゲーム向け機能も用意最近のコストパフォーマンスの良い「格安スマホ」はおサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵に対応していても3万円台で手に入ることもあり、若干安いmoto g8がどこまで受け入れられるのかといったところ。とはいえ、モトローラ・モビリティ・ジャパンではmoto g7ファミリーは販売が好調だったとしており、この若干でも安いのがmoto g8の売りとなると思われ、こだわりがある人からするとWi-Fiの5.xGHz帯が非対応だったりといったところが気になりますが、ひとまず使えるということであれば十分だという人も多そうです。また現時点ではこの3万円以下のSIMフリースマホ市場においてはライバルとなるASUS JAPANや華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)の新製品はしばらく出ていないため、少しでも安い新しいスマホが欲しいという人のニーズには合致するのではないでしょうか。モトローラ Moto G8 ホログラムホワイト【日本正規代理店品】 PAJG0001JP/AMotorola2020-04-28追記:記事初出で「ステレオスピーカー」としていましたが、「モノラルスピーカー」でしたので訂正してお詫びいたします。記事執筆:memn0ck■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・moto g8 関連記事一覧 - S-MAXTweet
名前
ソフトバンクオンラインショップトクするサポート+で最新のiPhoneを超おトクに人気記事
最新記事携帯電話サービス「HISモバイル」にて音声通話対応の月額290円からの新料金プランが5月中旬に提供開始!専売店も全国展開へドコモオンラインショップでXperia 1 IIやXperia 5 II、arrows NX9が単体購入含めた全方法で最大3万3千円割引を3月31日に終了NTTドコモ、フラッグシップスマホ「AQUOS R6 SH-51B」にAndroid 12へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新が提供開始KDDI、au向けスマホ「BASIO4 KYV47」にAndroid 11へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始楽天モバイル、5G対応スタンダードスマホ「AQUOS sense6 SH-RM19」にAndroid 12へのOSバージョンアップを提供開始NTTドコモがd払いなどの一部サービスにてクレジットカード本人認証サービス(3Dセキュア)が利用できない障害を案内ソニーワイヤレスコミュニケーションズ、ローカル5Gを使った固定通信サービス「NURO Wireless 5G」を4月から一般向けに提供開始NTTドコモが「ドコモ払い」を「d払い」に統合!携帯電話回線契約がなくてもデジタルコンテンツやアマゾンなどの支払いが可能にNTTドコモがdポイントクラブを6月に改定!ポイント獲得数でランク決定で最大2.5倍進呈。10年超利用でも最高ランクになれない場合もオムロン、心電計付き上腕式血圧計「HCR-7800T」を発売!価格は2万9800円。スマホ連携で波形解析して心房細動の可能性を通知エイスースが西日本最大級の旗艦店「ASUSフラッグシップ・ストア」を4月2日にオープン!ソフマップ神戸ハーバーランド店内に秋吉 健のArcaic Singularity:ネットワークスライシングって何!? 5Gだからこそ実現可能なサービスを提供可能にする最新技術を解説【コラム】電子メモもかわいいものを使いたい!「すみっコぐらし デジタルメモパッド」を写真で紹介【レビュー】Amazon新生活セールが3月29日まで実施中!Xiaomi 11T・11T ProやRedmi Note 11、Zenfone 8・8 FlipなどのSIMフリースマホがお得に楽天モバイル公式 楽天市場店にてiPhone 12の64GBが店舗受取限定で単体購入なら4万5千円OFF、回線契約とセットで6万5千円OFFQRコード読者登録リンク集K-MAXK-MAX BLOGゼロから始めるスマートフォンshimajiro@mobiler配信ニュース先livedoorニュースニューススイートGoogleニュースBLOGOS 検索 特集カテゴリー
  • タブレット
  • ケータイ
  • パソコン
  • ゲーム機
  • 周辺機器
  • アプリ・サービス
  • 料金
  • ニュース・解説・コラム
  • イベント・レポート
  • レビュー・ハウツー
  • インタビュー
  • NTTドコモ
  • au by KDDI
  • ソフトバンク
  • 楽天モバイル
  • MVNO・SIMフリー
  • Wi-Fi
  • 月別アーカイブキャリア公式オンラインストアソーシャルネットワークTwitterもチェック@smaxjp からのツイートこのサイトについてスマートフォンを中心としたモバイル全般の使い方やニュース、レビューなどを提供しています。執筆は「K-MAX」メンバーを中心に行っていますが、タレコミ、S-MAX(エスマックス)に寄稿したいというご要望も受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、お気軽にご連絡ください。
    S-MAX編集部(連絡先:s-max【at】kmax-biz.com)記事一覧 / Twitter:@smaxjp
    編集長・ライター:memn0ck記事一覧 / Twitter:@memn0ck
    >>詳しくはこちらへライター執筆者は以下を参照ください。主なライター
    → すべてのライター一覧を見る
    タグクラウド広告のお問い合わせ / エスマックスについて

    モトローラの約2.6万円のSIMフリースマホ「moto g8」をファーストインプレッション!外観や基本機能を紹介【レビュー】 - S-MAX