先日には海外版の「Xperia 10II」を購入して、短期間使った上でレビューをしてみたので「開封レビュー。「Xperia 10II」は歴代最強コスパの「Xperia」に」をご参照下さい。また「HUAWEI P40 lite 5G」も短期間使った上でレビューをしてみたので「使用レビュー。「HUAWEI P40 lite 5G」はユーザーが求める大事な3つの要素を満たした良機種」をご参照下さい。
さて今回Xperiaのミドルレンジモデルの中でもコスパが最高クラスの「Xperia 10II」と5G対応機種として最強クラスのコスパである「HUAWEI P40 lite 5G」にどこまで通用するのか比較してみたいと思います。
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デザインに高級感も。
両機種とも共通してバックパネルにガラスを採用しているため高級感があります。ただ「HUAWEI P40 lite 5G」はカラバリがシルバーということもあり、より光沢感が強く指紋が目立ちやすい。
ただ一方で「Xperia 10II」はサイドフレームに樹脂を採用していることもあり、バックパネルと質感が統一されていますが、「HUAWEI P40 lite 5G」は質感が統一されていることもあり高級感を感じます。
またユーザーごとの好みの部分もありますが、「Xperia 10II」はベゼルありのデザイン。そして「HUAWEI P40 lite 5G」はパンチホールを採用したノッチデザイン。「HUAWEI P40 lite 5G」の方がすっきりとした印象を受けますが、だからこそか全体的にベゼルがちょっと太く感じます。
本体サイズを確認すると以下のようになります。
Xperia 10II | P40 lite 5G | |
本体サイズ | 157 x 69 x 8.2 mm | 162.3x75x8.58mm |
重さ | 151g | 189g |
ディスプレイサイズが大きく異なることからも、「Xperia 10II」がいくら縦長のデザインを採用しているとはいえ、よりコンパクトで持ちやすく、さらに軽いです。またサイドセンスに対応していることを考えると「Xperia 10II」の方が片手操作に大きくアドバンテージがあるように感じます。
ディスプレイはなかなかの勝負
次にディスプレイを確認していきたたいと思います。
Xperia 10II | P40 lite 5G | |
ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | 液晶 |
サイズ | 6.0インチ | 6.5インチ |
表示解像度 | 2520 x 1080 | 2400×1080 |
「Xperia 10II」は有機ELディスプレイを採用していることに加え、「HUAWEI P40 lite 5G」より小型のディスプレイを搭載しながらも表示解像度も高いので画素密度も高いです。またディスプレイのチューニングの差もあると思いますが、YouTubeや映画など映像クオリティが高い動画を見ると、「Xperia 10II」の方が明らかに臨場感のあるディスプレイに見えます。
「Xperia 10II」の大きな特徴としてディスプレイがあるので、ここは負けてられないですよね。ただ残念なのがディスプレイ輝度。同じ設定にすれば「HUAWEI P40 lite 5G」の方が明らかに明るくて見やすい。
毎回思うことですが、「Xperia」のディスプレイはかなり高精細ですが見やすいわけではない。なので屋外など高照度の環境下だとむしろ見にくいディスプレイになります。電池持ちとのバランスもあると思いますが、ディスプレイ輝度をどうにか早く改善してほしいところです。
基礎スペックには大きな差。
基礎スペックに関しては確認すると以下のようになります。
Xperia 10II | P40 lite 5G | |
OS | Android10 | EMUI 10.1(Android10) |
RAM | 4GB | 6GB |
ROM | 64GB | 128GB |
拡張性 | microSD(最大1TB) | NM(最大256GB) |
防水/防塵 | IP68 | 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 非対応 |
バッテリー | 3600mAh | 4000mAh |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
基礎スペックは「HUAWEI P40 lite 5G」の方が高いです。ただ国内に最適化されているのは、やはり防水/防塵やおサイフケータイに対応している「Xperia 10II」の方になります。電池持ちに関してはまだ完全に試し切れていませんが、自分の使い方であれば「HUAWEI P40 lite 5G」の方が優秀に感じます。
ただどちらの機種も充分に電池持ちがいいことに違いはなく、むしろワイヤレス充電に対応していないのがちょっと残念です。
実際に使ってみてスペック以上に大きな差を感じるのが動作性。
Xperia 10II | P40 lite 5G | |
SoC | Snapdragon665 | Kirin820 5G |
AnTuTu | 約16万点 | 約35万点 |
ベンチマークでもかなりの差が開いていますが、「HUAWEI P40 lite 5G」はミドルレンジモデルによくあるもたつき感が全くありません。アプリを開く/ホームに戻るにスクロールなど全ての動作において「Xperia 10II」を圧倒しています。
普段ハイエンドを使っているから人間からすれば「Xperia 10II」の動作性はストレスに感じますが、「HUAWEI P40 lite 5G」全くストレスを感じません。ベンチマーク的に見ればSnapdragon845クラスになるので、約2年前のハイエンドと同じなのでSoCの進化がむしろ恐ろしいですよね。
両機種とも共通してイヤホンジャックを搭載していますが、ユーザーの好みが出るのは搭載位置。「Xperia 10II」は本体上部に。「HUAWEI P40 lite 5G」は本体下部に搭載されています。個人的には本体上部に搭載されていた方が使いやすく感じます。
また「Xperia 10II」はハイレゾやLDACなどオーディオ関連もしっかりと強化されています。ただ残念なのはスピーカー。実際に確認してみると、「HUAWEI P40 lite 5G」がモノラルスピーカーを搭載しているとは明らかに音量が大きく音質もよく聞こえます。
正直HUAWEIの機種はスピーカーへの気合いが足りないと思いますが、「Xperia 10II」がそれ以上にひどい。
また共通して指紋認証を搭載しており、さらに電源ボタンに統合されているところまで一緒。ただ大きく異なるのは認証精度と認証速度。個体差はもちろんあると思いますが、手持ちにある「Xperia 10II」の指紋認証はかなりの高頻度で全く反応しなくなります。
使えば使うほど悪化しているように感じ、最近はパスコードでロックを解除することの方が多い。一方で「HUAWEI P40 lite 5G」は爆速で認証できます。ここまで認証精度に認証速度が優秀なのは初めてかもしれません。それこそ認証精度に関しては「iPhone」と同等だと思います。
「HUAWEI P40 lite 5G」は顔認証も搭載していますが、指紋認証があまりにも快適なので指紋認証をメインに使っています。毎年のようにクレームが出る指紋認証。「Xperia」にはもうちょっと頑張ってほしいですよね。世代を重ねてもそこまで改善されているように感じない。
撮影体験が大きく異なる。
そして最後にカメラを確認していきたいと思います。
Xperia 10II | P40 lite 5G | |
メインカメラ | 12MP+8MP+8MP | 64MP+8MP+2MP+2MP |
ズーム | 最大10倍 |
どちらの機種も超広角レンズを搭載していますが、望遠レンズは「Xperia 10II」のみ。なので「Xperia 10II」はいつも通りで「HUAWEI P40 lite 5G」はちょっとズーム機能が弱めの印象を受けます。
画質自体はかなり差があり大きく好みが分かれるところだと思います。個人的には「Xperia 10II」の方がより忠実的な色合いで好きなのですが、問題なのがシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグ。
「Xperia 10II」は明らかにタイムラグがあり、撮影後に手ブレが発生する可能性が高い。特に風が強い日などで撮影するのは結構難しいです。
「HUAWEI P40 lite 5G」はマクロセンサーを搭載していることも大きく影響しているのか通常撮影やポートレートモードで同じ焦点距離で撮影できます。
なので被写体とできるだけ近接して臨場感を出したい。けどボケ感も出したいという撮影にかなり向いています。
上の段が「HUAWEI P40 lite 5G」で撮影した画像で下の段が「Xperia 10II」で撮影したものになります。
「Xperia 10II」は光学式2倍ズームに対応していますが、それ以上になるとちょっと厳しいです。ただこれは「Xperia 10II」に限った話ではなく「HUAWEI P40 lite 5G」も個人的には厳しく感じます。
まとめ
「Xperia 10II」に大きくアドバンテージがあると思うのは「ディスプレイ」でコンテンツを消費する時。やはりSonyの売りでもある映像技術がしっかりと反映されています。
ただそれ以外に関しては「HUAWEI P40 lite 5G」の方がアドバンテージがあるように感じます。「HUAWEI P40 lite 5G」はさらに5Gに対応しておりSIMフリーですからね。
「Xperia 10II」は歴代Xperiaのミドルレンジモデルの中ではかなりコスパがいいですが、やはり他のメーカーのコスパに優れている機種と比較するとちょっと物足りないです。
やはりミドルレンジモデルになるとXperiaの良さをあまり感じることができない。そして何よりSoCの非力さが致命的です。ただ世代を重ねるごとにコスパがかなり改善されているので、次はSoCを大胆にせめてほしいですよね。
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「スマホ」を少しでも安く購入する方法。
最近のスマートフォン。特に「ハイエンドモデル」は非常に高価で「10万円」超えは当たり前になりつつあります。自分は「ドコモ」ユーザーなので、自分が国内モデルを購入する際にやっていることを簡単にご紹介したいと思います。結論から言ってしまえば「dカード GOLD」で「一括購入」してしまうこと。
「dカード GOLD」のメリット |
正直自分は「キャリアモデル」を購入する頻度はそんなに高くありません。だからこそ、たまに購入する時こと、「dカード GOLD」で決済して少しでも「ポイント」をためています。月々の「ドコモ」料金の支払いも「5万円」超えているので意外とたまります。
(例)本体価格税込10万円の「Android」機種を「ドコモオンラインショップ」で「一括」購入して3年使用した場合 | |
一括払いによる獲得ポイント | 合計2000ポイント |
ケータイ安心保証未加入(月750円と仮定) | 2万7000円 |
「dカード GOLD」でドコモオンラインショップで「一括」購入してしまえば本体価格税込10万円の機種であれば、それだけで2000ポイントが還元されます。また「dカード GOLD」で購入すれば購入後最大3年「10万円」までの保証がつきます。
多くのユーザーはスマホを購入する際に「ケータイ安心保証」に加入すると思いますが、その毎月の利用料金は年々スマートフォン本体の価格が高くなっているため付随して高くなっておりバカになりません。「iPhone」も機種によりますが、保証だけで毎月「1000円」を超えてきます。
一方で「dカード GOLD」で購入してしまえば最大「10万円」までとはいえ保証してくれるので、自分は「ケータイ安心保証」に加入するのをやめました。「Android」の場合はだいたい「800円前後」であることが多いので、今回は「750円」と仮定して3年使った場合、本来トータル「2万7000円」支払うところを「dカード GOLD」で購入したことで支払う必要性がなくなります。
これだけで「3万円」近く安くなります。「10万円」の機種であれば実質7万円で購入できるのと同じです。また「dカード GOLD」を持っているだけで月の「ドコモ」の利用料金1000円(税抜)につき「10%」がポイントになります。つまり通信費の一部もポイントとして還元されるため、ポイントも溜まりやすい。
なので久しぶりに「キャリアモデル」が欲しいと思った時に溜まっている「ポイント」で購入するようにして、出来るだけ予算を「SIMフリー」を購入することに回しています。総務省の規制が厳しくなり、以前のような割引で購入することができないからこそ、固定費でかかる「通信料金」と「購入方法」を見直すことで意外と安く購入することができます。
それこそ同じ機種を長く使う人ほどお得だと思います。結局スマホを「コスパ」よく使う/購入するかは端末自体も重要ですが、「通信費」と「購入方法」を見直すことが鍵となります。気になる方はチェックしてみて下さい。