スマホ新時代。OPPOの「Find X」はスライド式カメラ搭載の全画面デザイン

スマホ新時代。OPPOの「Find X」はスライド式カメラ搭載の全画面デザイン

「スマートフォンの進化は止まった」なんて話をちらほら聞くようになって数年が経ちましたが、それが全くの嘘であることが証明されました。中国のOppo(オッポ)がなんとも革新的なスライド式のカメラを搭載した全画面ディスプレイの新型スマートフォン「Find X」を発表したのです。

Find Xの目玉はなんといってもまず、本体内側の上部が上にサーッと飛び出すことで2500万画素のフロントカメラが出現する機構でしょう。この機構はカメラアプリを起動したり生体認証システムを利用する時に自動でスライドします。動作時間も0.5秒と、そう気にならないレベルでしょう。

またこの部分には赤外線による3D顔認証システム「O-Face」が搭載され、「iPhone X」のように高度な生体認証システムが利用できます。Oppoによれば指紋認証より20倍も精度がいいのだとかか。そうそう、1600万画素+2500万画素の背面カメラもこのスライド機構に同居していますよ。

スマホ新時代。OPPOの「Find X」はスライド式カメラ搭載の全画面デザイン

搭載された有機ELディスプレイは6.4インチとかなり大きく、画面と本体との面積比は93.8%を実現。もちろん、画面上部に「ノッチ」なんて存在しません。また本体は薄型かつサイドが湾曲しており、かなり洗練されたデザインに仕上がっています。

本体スペックはプロセッサがSnapdragon 845でRAMが8GB、ROMが256GB。バッテリー容量は3730mAhでデュアルSIMに対応し、OSにはAndroid 8.1 Oreoが採用されています。まさにハイエンドスマートフォンにふさわしいトップスレベルのスペックです。

Find Xはまず中国やインド、フィリピンなど一部アジア地域で販売され、その後にヨーロッパや北米にも展開されます。価格は現時点では明かされていませんが、じきに判明することでしょう。それより気になるのは、この端末が日本に投入されるのかどうか。ある意味Huawei(ファーウェイ)の「P20 Pro」並みに攻めたこのスマートフォンを、ぜひ日本でも手にとってみたいですね!

カッコイイなぁ。

Image: OppoSource: The Verge(塚本直樹)