若者向けブランド「nova」から新製品2機種が登場
P9、P9 liteやMate 9などのヒット機種によりシェアを伸ばしているHUAWEIから、今回新たなブランド「nova」が登場する。
MateシリーズはBusiness Flagship、PシリーズはFashion&Photography Flagshipという位置づけで、それぞれのターゲットに指示を得ているが、novaで狙う次なるターゲットは「若者」だ。
今回発表されたのは、「HUAWEI nova」と「HUAWEI nova lite」の2機種。
HUAWEI novaの大きな特徴は以下の3点。
アルミ削り出しによる丸みを帯びたメタルボディは、手にフィットしやすく、サイドのベゼル幅が約1.6mmの狭額縁設計のため5インチクラスの中でも持ちやすい印象だ。
背面中央には、約0.4秒で指紋を認識する指紋センサーを搭載。3D指紋認証にも対応し、より強固なセキュリティーを実現している
右側面に電源とボリュームキー、左側面にSIMスロットを配置。nanoSIMを2枚挿入でき、LTE+3Gの同時待受に対応
インカメラは、セルフィ―撮影に最適な800万画素、スクリーンを補助照明とすることで自然な色合いの撮影が可能だという。
さらに、国際的なメイクアップアーティストが監修する「メイクアップモード」を搭載し、表現豊かなセルフィ―写真を撮影できる端末となっている。
発表会にて本機のプレゼンを行ったフリーアナウンサーの皆藤慎太郎氏によると、若者世代(18~24歳)の撮影する写真の1/3がセルフィ―撮影であるとのこと
メインカメラは、「HUAWEI P9」と同じものを搭載。
像画面位相差+コントラストのハイブリット・オートフォーカスに対応し、約0.3秒で素早くシャープな写真が撮影可能だ。
SoCはSnapdragon 625、RAM3GB、約5.0インチフルHDIPS液晶を搭載。なお、Wi-Fiは5GHz帯に対応しない。
OSはAndroid 6.0を搭載するが、7.0にアップデートする予定とのこと。
市場想定価格は37,980円(税抜)、本日2月21日より予約を開始し、24日より販売を開始する。
MVNOや家電量販店、Eコマース各社で取り扱われる。
製品名 | HUAWEI nova |
---|---|
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約69.1×141.2×7.1mm |
重量 | 約146g |
カラー | ミスティックシルバー/チタニウムグレー/ローズゴールド |
OS | Android 6.0/Emotion UI 4.1 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 625(2.0GHz×8コア) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
外部ストレージ | Micro SD(最大128GB) |
バッテリー | 3,020mAh/急速充電対応(5V/2A) |
ディスプレイ | 約5.0インチFHD(IPS液晶) |
メインカメラ | 1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
連続待受時間 | 約720時間(フライトモード測定) |
連続通話時間 | WCDMA:約22時間 |
Bluetooth | ver4.1 with BLE |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
USB | Type-C |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
センサー | 加速度/コンパス/ジャイロ/環境光/近接/HALL/指紋センサー |
もう1つの新端末HUAWEI nova liteは、SoCにHuawei Kirin655を搭載し、ディスプレイサイズは5.2インチを採用。
エントリーモデルの位置づけながら、novaより若干大きなディスプレイを搭載するのが特徴と言えるだろう。
こちらも、セルフィ―にフォーカスしたインカメラや機能を搭載しており、若者世代へ向けた端末となっている。
HUAWEI novaとは異なり、出荷時からAndroid 7.0を搭載する。
製品名 | HUAWEI nova lite |
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サイズ(幅×高さ×奥行き) | 約72.94.1×147.2×7.6mm |
重量 | 約147g |
カラー | ホワイト/ブラック/ゴールド |
OS | Android 7.0/Emotion UI 5.0 |
SoC | Huawei Kirin655(2.1GHz×4コア+1.7GHz×4コア) |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
外部ストレージ | Micro SD(最大128GB) |
バッテリー | 3,000mAh |
ディスプレイ | 約5.2インチFHD(IPS液晶) |
メインカメラ | 1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
連続待受時間 | 約531時間(LTE-FDD)/約670時間(WCDMA)/約524時間(GSM) |
連続通話時間 | 約22時間(WCDMA)/約36時間(GSM) |
Bluetooth | ver4.1 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
USB | microUSB |
SIMスロット | nanoSIM×2 |
センサー | 加速度/コンパス/環境光/近接/指紋センサー |
こちらは、下記MVNOのみでの取り扱いとなっており、価格はMVNOより異なるとのこと。
予約・発売日に関してはHUAWEI novaと同様に、本日より予約開始、24日より販売開始。
novaブランドの2端末を発表後、会場のスクリーンに「Two more things」と表示された。
多くの消費者の声に応える形で、HUAWEI Mate 9の新カラーバリエーションのブラックを発売することが明かされた。
価格やスペックに変更はなし。2月24日に予約を開始し、3月10日より販売開始予定
さらに、銀座に次ぐ2店舗となるカスタマーサービスセンターを、大阪の梅田にオープン。
持込修理の対応や、新製品の展示場所として活用されるとのこと。オープン日は、明日2月22日だ。
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