モトローラが「Moto G5」「Moto G5 Plus」3月31日発売

モトローラが「Moto G5」「Moto G5 Plus」3月31日発売

モトローラでは、今後3カ月間で日本では、4種類のModsを投入する方針。Modsは、Moto Zシリーズの機能を拡張するモジュールだ。

1つは今春登場で1万円を切る価格となる「ビークルドック」。その他の3つは急遽発売が決まったもので、価格は未定だが、Modsを充電できるチャージングアダプタ、ワイヤレスで充電できる「ワイヤレスチャージング」、急速充電できるようにする「ターボチャージャー」の3つ。

モトローラが「Moto G5」「Moto G5 Plus」3月31日発売

このうちターボチャージャーは、30Wで充電可能とのことで、15分の充電で待受時間が8時間伸びる。

Modsについて、モトローラ・モビリティ・ジャパン代表取締役社長のダニー・アダモポロス氏は、日本ではMoto Zシリーズのユーザーの43.5%がハッセルブラッドのカメラモジュールをセットで購入したことを明らかにする。海外で人気のModsはバッテリーやスピーカーとのことで、日本は、カメラモジュールをセットで購入するという人が他国と比べて、最も多かった。

クラウドファンディングで、サードパーティが開発、提供しようとするModsへの姿勢を問われるとアダモポロス氏は、これまでシリコンバレー、サンフランシスコ、ニューヨーク、深セン、北京、デリー、バンガロールでハッカソンを開催したと説明。クラウドファンディングサイトのIndie Go Goを通じて提供を試みる製品はあれど、まだグローバルで展開するModsはなかったとのことで、モトローラとしては、小規模なスタートアップが多いMods開発やModsのアイデアをいかに育てていくか重要視しているのだという。今後は、そうしたサードパーティと協業して、より多くのユーザーへ届けられるよう進めていく考え。

コンセプトとして、日本特有のModsとしては、テレビ(フルセグ)や、FeliCa、放射線計測という3種類のModsのアイデアがあるという。ただし、まだコンセプトであり、どう市場に提供していくかは検討中。こうしたアイデアは、国ごとに異なるニーズがあること、Modsであればそうしたニーズへ対応できることを示しているとアダモポロス氏は語る。