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本日は、ASCII倶楽部の人気記事「HUAWEI nova 5T 実機レビュー = 使ってみたら「5万円で買えるフラッグシップ・スマホ」だった!」を紹介します。
ファーウェイは、最大4800万画素の広角カメラを含む5つのカメラを搭載した5万円台のミドルレンジAndroidスマホ「HUAWEI nova 5T」(以下5T)を11月14日に発表、11月29日に販売を開始する。
同社は米商務省の制裁対象リスト(エンティティリスト)に5月に加えられているが、5Tについては禁輸措置の前にGoogleから認証を取得している製品なので、「Playストア」などのグーグル製アプリは搭載されている。なお規制後に発表された「HUAWEI Mate 30」シリーズは5Gに対応したうえで、2020年に発売される予定だ。
5Tは価格的にはミドルレンジクラスに位置付けられているが、プロセッサーに「HUAWEI Kirin 980」を搭載しており、処理性能的にはPシリーズのフラッグシップモデル「HUAWEI P30 Pro」と同等だ。
ファーウェイ「HUAWEI 5T」市場想定価格5万4500円(税別)
Android 9ベースの「EMUI 9.1」を採用「EMUI 10」へのアップデートを予告
5Tは前述のとおり、ミドルレンジクラスの価格帯ながらフラッグシップモデル向けプロセッサー「HUAWEI Kirin 980」(オクタコア、2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4)を搭載したAndroidスマホ。OSはAndroid 9ベースの「EMUI 9.1」が採用されている。なお「EMUI 10」は11月15日よりテスターを順次募集しており、5Tも12月23日から募集が開始される予定だ。
メモリー(RAM)は「HUAWEI P30 Pro」の6GBを上回る8GB、ストレージは128GB(ROM)を搭載。nanoSIMカードを2枚装着すればDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応するが、microSDメモリーカードは物理的に装着できず、ファーウェイ独自のメモリーカード「NMカード」はトレイに乗せられるが認識されない。つまり本体内にストレージを増量する手段は存在しないわけだ。
パフォーマンス的にはハイスペックな5Tだが、SIMフリーモデルということでおサイフケータイ機能は搭載されておらず、防水・防塵性能も備わっていない。また、ワイヤレス(Qi)充電機能も非対応だ。ドコモから販売されているHUAWEI P30 Proとの間で購入を悩んでいるなら、以上の点を踏まえて選んでほしい。
5TにはOSにAndroid 9ベースの「EMUI 9.1」が採用されているが、「EMUI 10」へのアップデートが予告されている
「パンチホールディスプレー」で画面占有率約91.7%を実現
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