ファーウェイ・ジャパンから、29日に発売される新SIMフリースマホ「HUAWEI nova 5T」(税抜5万4500円)。ハイエンド級のCPUと8GBメモリー、4眼カメラなどを搭載するハイスペック機だ。発売を前に、発表会での写真を中心にお届けする。
今週発売されるファーウェイのSIMフリースマホ「HUAWEI nova 5T」。高性能の割に価格は比較的抑えられた1台だ
ハイエンド級の性能と4眼カメラを搭載する高性能機が5万円台
あらためてスペックをおさらいすると、ディスプレーは6.26型液晶で縦横比は19.5:9、画面解像度は1080×2340。国内のファーウェイ製スマホでは初のパンチホール式のインカメラで、画面占有率は約91.7%まで達する。
6.26型液晶だが、横幅は74mm弱
ファーウェイもついにパンチホール式を採用
背面は光沢系。ミッドサマーパープルは特にド派手な仕様が
CPUはHUAWEI P30などと同じ「HUAWEI Kirin 980」で、メモリーは8GB、ストレージは128GB。ただし、microSDの増設には非対応。バッテリーは3750mAhで、22.5Wの急速充電をサポートする。指紋センサーが側面にあるのもファーウェイ製スマホでは目新しい。OSはAndroid 9(EMUI 9.1)で、すでにAndroid 10(EMUI 10)へのアップデートも予告。海外ではすでに夏にリリースされているモデルということで、グーグル製アプリを搭載するほか、ファーウェイによる今後のサポートも表明されている。
指紋センサーは側面にあり、電源キーと一体化されている
USB端子はもちろんType-Cで急速充電にも対応
DSDV対応だが、microSDの追加は不可能
注目はやはりカメラ。メインは4800万画素で1/2型センサーを採用。HUAWEI P30シリーズなどと比べると若干見劣りこそするが、十分にハイエンド級の性能。ここに1600万画素の超広角カメラ、ともに200万画素のマクロカメラと深度測定用カメラが組み合わされている。AIによる自動シーン認識や夜景モードなども上位機と同様。主に若年層向けのブランドということで、インカメラは3200万画素と高性能になっている。
Leicaではないが高性能な4眼カメラを搭載
AIが被写体を認識して最適な補正をしてくれる
カラバリはミッドサマーパープル、クラッシュブルー、ブラックの3色。いずれも光沢系だが、背面にビッシリと「nova」のロゴが描かれているミッドサマーパープルはインパクト大の仕上がりだ。
ミッドサマーパープルをアップでとるとこんな感じ。全体にロゴが描かれている
クラッシュブルーはわずかにグラデーションが
よりシンプルなブラック
ファーウェイ「HUAWEI nova 5T」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.26型液晶(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約73.97×154.25×7.87mm |
重量 | 約174g |
CPU | HUAWEI Kirin 9802.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4(オクタコア) |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | × |
OS | Android 9(EMUI 9.1) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41W-CDMA:1/2/4/5/6/8/194バンドGSM |
DSDS | ○(DSDV) |
CA対応 | ○ |
VoLTE | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ | アウト:約4800万画素(標準、F1.8)+約1600万画素(超広角、F2.2)+約200万画素(深度測定、F2.4)+約200万画素(マクロ、F2.4)/イン:約3200万画素(F2.0) |
バッテリー容量 | 3750mAh(急速充電対応、5V/4.5A) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ミッドサマーパープル、クラッシュブルー、ブラック |
発売日 | 11月29日 |