GIGABYTEはIntel Z87 Expressチップセット登載マザーボードを多数ラインナップしていますが、GA-Z87X-UD4Hはその中で、「高品質なスタンダードモデル」という位置づけにあるというATXフォームファクター準拠のマザーボードです。
GA-Z87X-UD4Hは、Intel Z87 Expressチップセット世代から新採用された、GIGABYTE独自の品質規格「Ultra Durable 5 Plus」に準拠したモデルです。GIGABYTE製マザーボードでお馴染みのDual BIOSに加え、International Rectifier社のMOSFETとPWMコントローラで構成されたデジタル電源回路、冷却性能を高めた新設計のヒートシンク、10ポートのUSB3.0ポート、これら4つの要素がUltra Durable 5 Plusの準拠要件とされています。
GIGABYTEによれば、このマザーボード最大のセールスポイントは、先述のUltra Durable 5 Plusの必要要件の一つであるInternational Rectifier社製品で構成されたデジタル電源とのこと。という訳で今回は、その自慢の電源部分が如何程のものなのかチェックしてみます。
Intel Z87 Expressチップセット冷却用ヒートシンク。VRM用と同じ黒と赤を強調したデザインで、どちらも重厚感のある仕上がり。 バックパネルIO。USB3.0×6、eSATA×2、Gigabit LAN×1、PS2ポート×1、光デジタル出力×1、HDMI×1、DisplayPort×1、DVI-D×1、D-sub×1、オーディオ入出力 USB3.0内部ヘッダーピンは2個で、赤く塗り分けられたポートは「USB ON/OFF CHARGE 2」に対応。バックパネル側と合わせると、USB3.0ポートは計10ポート使用可能。 RenesasのUSB3.0ハブコントローラ「D720210」。黒いUSB3.0内部ヘッダー以外のUSB3.0ポートは、このハブコントローラによるもの。 メモリスロットは両ラッチ式を採用。 メモリスロット脇には、電源スイッチの他、リセット、CMOSクリア、BIOS切り替えなどのスイッチ類と、電圧測定ポイントなどを用意。