iPad Airユーザーから見たiPad mini。比べてみると、それぞれの利点が見えてきた

iPad Airユーザーから見たiPad mini。比べてみると、それぞれの利点が見えてきた

新しいiPad mini(第6世代)は、iPhone 12やiPad Pro、iPad Air(第4世代)と同じ、ベゼルレスデザインになりました。iPad miniとしては初めてのベゼルレスで、なんかこう「これから新しいminiが始まるんやで…!」感があります。ありません?

ベゼルレスデザインで、iPad miniにもっともサイズが近いiPadといえば、iPad Air。僕は去年末にiPad Airを買ったので、今回のiPad miniと比較してみました。ベゼルレス兄弟な感じが出るんじゃないかな?

出てるわーめっちゃ出てるわ。左が10.9インチのiPad Airで、右が8.3インチのiPad mini。ベゼル幅がほぼ同じなもんで、Airのディスプレイがより広く見えますね。

縦配置。ディスプレイはどちらもLiquid Retinaディスプレイですが、Airは264ppi、miniは326ppi。近くで見るとminiの高精細さが際立ちます。特にminiは本体の小ささと軽さも相まって、鑑賞距離がAirより近くなりがちなのでよりより感じる。

実際にブラウジングでのサイズ差はどれくらいのものなのか。こんな感じです。

iPad Airユーザーから見たiPad mini。比べてみると、それぞれの利点が見えてきた

うーむむ。単体で使うと気にならなかったけど、いざAirと交互に持ってみると、miniのミニマムなことよ…。でも、見にくいかと聞かれればそうでもなく。

この通り、一画面に表示できる情報量はほぼ同じです。さすがにテキストサイズはminiのほうがミニですが、軽いおかげで顔に寄せやすいので、顔に近づけてなんとかなるレベル。視力や老眼が気になる人は、さすがに大きなディスプレイのほうが良いかもなぁ。

ちなみに同じベゼルレスデザインのiPhone 12 Proと比較するとこんな感じ。ベゼルレス三兄弟! え、iPad Proもある? じゃあ4兄弟!

細かい部分では、miniのほうがわずかに角丸の半径が大きく見えました。そのおかげでディスプレイ部分の角丸半径との差が大きくなるけど、さすがに気にしすぎ説。

これ、iPad miniのケースにもキーボード付き出て欲しいですね。そしたらもっと完結性能が高まる。

Airとmini。それぞれベゼルレスでデザインはほぼ同じ、スペックもかなり近い。となるとこの2モデルは、わりとディスプレイサイズだけで選べると思うのですよ。「今回のiPad miniを見てキュンと来たけど、やっぱり画面の狭さが気になる…」と、そう感じた人はむしろAirが良い着地点かもしれません。miniを見てAirに行く、アリだと思いますよ。

にしても綺麗だねぇ、ベゼルレス。単純に揃えたいっていう気持ちがありますよ〜。