一般のご家庭には不要です。不要ですからね?
力こそパワー!を体現するUSBハブの登場です。サンワサプライが販売する「USB2.0 Type-C 20ポートハブ」は、その名のとおりUSB2.0の速度しかでないUSB Type-Cハブだけど20ポートもあるよ、という製品です。
せっかくのUSB Type-Cハブなのに、なんで転送速度が遅いUSB 2.0仕様なんだよ!という声が聴こえてきそうですが、コイツは一度に大量のandroid端末や、USB Type-C対応iPadの初期設定を行うリース会社や飲食店、イベント会社に教育機関が憧れる機材。アプリの追加もOSアップデートも端末ごとにダウンロードするのではなく、母艦たるPC側にファイルを用意しておいて一気に処理するための業務用USBハブなんです。
だから高い。お値段14万3000円です。しかし複数台の端末セッティングの手間を考えると、十分に価値がでるモノです。
デイジーチェーンで同機を4台まで連結可能。つまり最大80台までイッキですから。
電力供給力もなかなかのもの。20ポート中12ポートまでは、1ポート当たり最大3Aの電力供給力を持っています。消費電力の大きなiPadでもACアダプタをごちゃつかせずに一括充電できます。
それだけに、電力の源となるACアダプタがゴツい。DC12V・24A対応だってんですから。これ、延長タップを使うのは厳禁なヤツです。壁コンセントに直差ししないとならないはず。
公式サイトには写真が載っていないのですが、電源ケーブルの太さからして物々しさを感じるじゃないですか。力技だなあ。