ぜひ試したい!iOS 15ベスト機能トップ10

ぜひ試したい!iOS 15ベスト機能トップ10

今秋一般公開が予定されているiPhoneの最新ソフトウェア、iOS 15。約1週間前には、本機能が一足早く試せるパブリックベータ版が公開され、同時に米ギズモード編集部によるiOS 15のプレビュー記事も公開していますので、気になる方はぜひそちらもどうぞ。

パブリックベータの魅力は開発者でなくても、誰でも最新OSを試せることですが、もちろんこれはまだ未完成のため、正式版とは一部機能が異なることも予想されます。ですが、すぐにでもiOS 15を試してみたいという方のために、iOS 15のベスト機能トップ10をご紹介します!

※この記事は、取材のため許可を得て掲載されています。

1. おやすみモードがさらに進化した「集中モード」

iOS 15で登場した「集中モード」はこれまでのおやすみモードとは異なり、状況に合わせた通知パターンをいくつも設定できるようになったことで、これまでよりずっと自由にスマホをコントロールできるようになりました。

たとえば、旅行先では仕事やメールアプリからの通知を非表示にしたり、ランチタイムにこっそり運動をするときには、緊急時のためにSlackからの通知だけは受け取る、みたいな設定もできます。さらに、それぞれの「集中モード」に合わせてホーム画面もカスタマイズできるので、作業に没頭したいときに最適です。

「集中モード」は、各デバイスの「設定」もしくはコントロールセンターから管理でき、睡眠、運転、仕事などのプロフィールに加え、フィットネスや読書など、自分にぴったりな「集中モード」を作成することもできます。

2. 通知をまとめて受け取れる「通知要約」機能

毎日受け取る通知の中には本当に必要なものもあれば、そうでないものも数多く含まれます。iOS 15は重要性が低いアプリからの通知を受け取った場合でも、あらかじめ「通知要約」の設定をしておくことで、指定した時間にまとめて通知を受け取れるようになりました。

メッセージアプリからの通知は「通知要約」に含まれず、どのアプリの通知をまとめて受け取るかは自分で設定できます。(「通知要約」の設定画面では、どのアプリからたくさん通知を受け取っているかを一目で確認できるので参考になりますよ)。

ぜひ試したい!iOS 15ベスト機能トップ10

ちなみにこの機能も自分用に合わせてカスタマイズできるので、ぜひ試してみてください!

3. 画像内の文字やリンクが認識される「テキストの認識表示」

iOS 15のカメラと「写真」アプリがテキスト認識に対応しました。写真の中に認識可能なテキストが表示されている場合はタップしてコピーやペースト、翻訳ができ、犬や花、風景などが写っている写真に関してはより詳しい情報を調べることができます。

また、カメラを通して写るモノ、「写真」アプリに保存済みの画像がテキスト認識に対応している場合は、右下にアイコンが表示されます。(コピーしたテキストは「メモ」アプリに貼り付けることも可能。)さらに、画像にURLが表示されている場合は、その部分を長押しすることで直接Webサイトに飛ぶことができます。(スクリーンショットで保存済みの画像もテキスト認識の対象です)。

ちなみに筆者が本機能を試してみたところ、何度か上手く認識されないこともあったそうですが、素晴らしいツールであることは間違いなく、認識のスピードも早かったとのことです。

4. Safariの「タブグループ」は今開いてるページが一覧で確認できる

iOS 15で生まれ変わったSafariはいくつか好きじゃないところもありますが、タブグループはめちゃくちゃ便利です。私は頻繁に100個近いタブを開くので、画面の整理に役立つこの機能に助けられています。タブグループは検索バーの横にあるアイコンをタップすることで、今開いているページを一覧で確認できます。(ややこしいことにiOS 15の検索バーは上部から下部に移動されています)。

5.これからはAndroidやWindowsのお友達と一緒にFaceTime

iOS 15のFaceTimeには多くの新機能が詰め込まれていますが、最大のアップデートは何といってもAndroidやWindowsのお友達とFaceTimeができるようになったことでしょう。今後はFaceTimeリンクを作って招待することで、AndroidやWidnowsユーザーもFaceTimeに参加できます。

友達とFaceTimeで話したい。だけど相手がAndroidのスマホを使っているならiOS 15のパブリックベータをダウンロードする価値は大いにあるでしょう。

6. 驚くほど進化を遂げた「マップ」アプリ

Google マップを手放すのはなかなか難しいことですが、AppleはiOS 15の「マップ」アプリをGoogleに対抗できるほど仕上げてきました。より詳しい道路情報が見れるようになった3Dビューに加え、右折車線、中央分離帯、横断歩道などの表示にも対応しました。AppleがiOS 6でGoogle マップから自社製の「マップ」アプリに移行したときのあの衝撃は凄まじいものでしたが、その事も踏まえて考えると、iOS 15のマップは感動するほど進化しているので、1度は試す価値があると思いますよ。

7. 「メモ」の整理や編集が楽になった

「メモ」アプリをよく使う方に朗報です。iOS 15の「メモ」アプリは、ハッシュタグを使ってカテゴリ別にメモを整理できるようになりました。さらに、一緒に編集するユーザー名の頭に@を付けることでメンションができるようになり、誰がどの箇所を編集したかもアクティビティセッションから一目で分かるようになっています。

8. 一緒に観て、聞いて、画面もシェアできる「SharePlay」

「SharePlay」はパンデミックの最中にはもってこいの機能で、映画や音楽といったコンテンツをFaceTimeを通して家族や友達と一緒に楽しむことができます。(Apple Musicを一緒に楽しむにはお互いサービスに加入する必要があるとのこと)。

まずは、Apple MusicやApple TV +などのApple純正アプリが「Share Play」に対応しますが、今後はHBO MaxやDisney+などを含むサードパーティ製アプリも「Shre Play」に対応予定です。そのため、今のうちに家族や友達にこの機能を伝えておけば、iOS 15がリリースされる頃には「Share Play」がスムーズに楽しめると思いますよ。

9. ミー文字に洋服が着せられるようになった

これまでは頭の存在が強かったミー文字ですが、ついに洋服を着せられるようになりました。これがiOS 15の最重要アップデート?と聞かれたら、間違いなく答えはNoですが、暇つぶしにはちょうど良さそうです。

10. 「天気」アプリはアニメーションや細かいところがアップデート

Appleが天気予報アプリの「Dark Sky」を買収したとき、我々ユーザーはiPhoneの「天気」アプリに何らかの意味あるアップデートが起きるんじゃないかと期待しましたが、どうやらiOS 15の「天気」アプリはいまだに、ウェザー・チャンネルを頼りにしているようです。(降水量の通知機能は引き継がれたようですが)。ちなみにiOS 15の「天気」アプリはアニメーションがアップデートされただけでなく、デザインも若干変更されています。

いかがでしたか?iOS 15は他にもヘルスケアアプリのアップデートやプライバシー機能の改善など、多くの新機能が詰め込まれています。気になる方は、パブリックベータ版をダウンロードすれば一足早く試せますが、自己責任となりますのでくれぐれもご注意を!