スペインのバルセロナで開催されるMWC19 Barcelona(2月25日〜28日)の直前にあたる2月24日(現地時間)、Huaweiがプレスイベントを開催し、新型ノートPC2モデルを発表した(「MateBook 13」はソフトウェアの強化が中心)。
発売時期や日本での展開は追って発表される見込みで、価格はMateBook X ProのCore i7+16GBメモリ+1TB SSD+MX250+タッチ操作対応という構成で1999ユーロ(約25万1200円)、Core i5+8GBメモリ+512GB SSD+MX250 GPU+タッチ操作対応で1599ユーロ(約20万円)、MateBook 14はCore i7+16GBメモリ+512GB SSD+MX250+タッチ操作対応で1499ユーロ(約18万8400円)、Core i5+8GBメモリ+512GB SSD+MX250 GPUで1199ユーロ(約15万円)だ。
新たに投入されるのは同社のフラッグシップモデル「MateBook Pro X」の強化版と、14型ディスプレイを搭載した新モデル「MateBook 14」だ。新型MateBook Pro Xは天面部のロゴが社名(HUAWEI)に変更された他、CPUが4コア8スレッドで動作する第8世代CoreのCore i7-8565U(1.8GHz、最大4.6GHz、TDPは15W)とCore i5-8265U(1.6GHz、最大3.9GHz)が用意され、GPUもNVIDIA GeForce MX150から同MX250(グラフィックスメモリは2GB GDDR5)に強化された(Core i5はCPU統合のIntel UHD Graphics 620)。
液晶天面部分のロゴが社名になり、ボディカラーはスペース・グレーに加えてミスティック・シルバーの2色展開にストレージは最大1TB(従来は512GB)まで搭載できるようになり、Wi-Fiの通信速度が最大1733MHz、Bluetooth 5.0もサポート。ボディカラーはスペース・グレーに加えてミスティック・シルバーが用意される。
13.9型で3000×2000ピクセル表示のタッチ操作対応ディスプレイや、57.4Whのバッテリー容量、304(幅)×217(奥行き)×14.6(厚さ)mm、約1.33kgというボディーは従来モデルを継承する。
狭額縁のディスプレイは本体の面積比が91%になる。タッチ操作にも対応する一方のMateBook 14は、2160×1440ピクセル(185ppi)表示対応の14型液晶ディスプレイを搭載したノートPCで、タッチ操作の有無を選べる。4.9mmの狭額縁にsRGBカバー率は100%、ディスプレイと本体の面積比は90%になる。
新たにラインアップに加わった「MateBook 14」。14型ディスプレイ(3:2)の明るさは300〜250nitsで、タッチ操作の有無を選べるディスプレイと本体の面積比は90%だ(右)CPUは4コア8スレッドで動作する第8世代CoreのCore i7-8565U(1.8GHz、最大4.6GHz、TDPは15W)とCore i5-8265U(1.6GHz、最大3.9GHz)が選べ、GPUはNVIDIA GeForce MX250か、CPU統合のIntel UHD Graphics 620が用意される。
メモリは16GBか8GB、ストレージは512GBか256GBから選べ、Bluetooth 5.0とIEEE802.11a/b/g/n/acの無線LANをサポートする。バッテリー容量は57.4Wh(7.6V 7565mAh)で、フルHDの動画を150nitsの明るさで連続再生した場合の駆動時間は最大15時間、15分の充電で3時間動く急速充電にも対応する
Matebook X Proと同等のバッテリー容量を内蔵している上位モデルと同様に電源ボタンを兼ねた指紋認証機能や、キーボード上部にポップアップ式のカメラを内蔵する他、インタフェースはUSB Type-C、HDMI、Type-AのUSB 3.0とUSB 2.0、3.5mmのオーディオ端子を備える。OSはWindows 10 Homeだ。
ボディーサイズは307.5(幅)×223.8(奥行き)×15.9(厚さ)mm、重量は約1.49kgで、HUAWEI製のスマートフォンやタブレット、PCと気軽に画面やファイル、画面を共有できる「OneHop」、テキストをコピー&ペーストできる「Clipboard Sharing」機能を備えるのは上位モデルと共通だ。
厚さ15.9mmのボディーCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.