iPhoneやMacに標準搭載され、多くのユーザーに愛されているはずのブラウザ「Safari」。しかし数ヶ月以内にも、2つのブラウザにシェアで抜かれることになりそうです。
ところでブラウザ業界では、Google(グーグル)のChromeが圧倒的なシェアを誇っています。なにせ、拡張機能や安定性などで便利ですからね…。この記事も、Mac上のChromeから執筆しています。macOSを開発しているApple(アップル)としては、歯がゆい状況といえそうです。
迫るEdge、Firefox
StatCounterのデスクトップ向けブラウザシェアに関する報告によれば、2022年1月時点でSafariのシェアは9.84%と2位に踏みとどまっています。しかし同月シェアで9.54%のEdge、9.18%のFirefoxが、ひたひたとその背後に迫っているのです。この流れが変わらなければ、数ヶ月以内にもSafariのシェアは3位か4位にまで落ちてしまうことでしょう。
このようにSafariのシェアが伸びない理由については、Macでしか使えないという点が大きいはず。EdgeやFirefoxはWindowsでもMacでもLinuxでも使えますからね。逆にいえば、MacやiPhoneでしか使えないSafariは奮闘しているといえるかもしれません。
Safari、たまに使いますけど全然悪いブラウザじゃないんですけどね…。他社のブラウザにシェア戦争で負けないためにも、なにか起爆剤が欲しいところです。