Googleが、いろんな噂が囁かれていたPixel 5a (5G) を発表しました。お手頃価格が人気のAシリーズですが、Pixel 5a (5G) は、4a (5G)より8800円安い5万1700円になりました。良心的〜!
「コロナの影響でサプライチェーンに大きな問題が生じ、特にシリコン(半導体)不足は深刻だったため、マーケットを限定しなくてはいけなかった」と話すのは、GoogleのハードウェアプロダクトマネジメントVPであるブライアン・ラコースキーさん。これも噂どおり、アメリカと日本だけでの発売となります。
嬉しい点:初めての防水仕様とバッテリー容量がアップ
Pixel 5a (5G) の最大の特徴はボディの変化。これまでのポリカーボネートから金属製ユニボディになりました。これによって、シリーズとしては初めてIP67 準拠の防水機能がつきました。
個人的にアツいのが、バッテリー容量が3885mAhから4680mAhに増えたこと! ちなみにPixel 5 は4080 mAhです。
さらに自動調整バッテリー機能をオンにすれば、使用状況に基づいて電池を節約してくれるし、スーパーバッテリーセーバー機能を使えば最大 48 時間まで充電せずに使用できるんですって。Pixel 5も、バッテリーが長時間もってくれるのが好評でした。
もちろん、Pixel 5a (5G) には、Aシリーズではおなじみの3.5mmのオーディオジャックもついてます。
超広角、夜景モードなどお馴染みのカメラ機能
背面カメラは、1220万画素の広角カメラ(画角77度、F値1.7)と、1600万画素の超広角カメラ(画角118.7度、F値2.2)の2眼。前面カメラは800万画素(画角83度、F値2.0)。ウルトラワイドや夜景モード(暗い中でのポートレートも!)など、Pixelユーザーにはお馴染みの高品質な写真が撮れます。
カメラのスペックはPixel 5やPixel 4a (5G) と変わらない模様。
中身は前機種とほぼ同じ、ワイヤレス充電もなし
SoCはSnapdragon 765G、ストレージは128GBでメモリは6GB。当然ながら5Gにも対応しています。スペック面は前機種Pixel 4a (5G) と一緒。
一応、フラグシップモデルのPixel 5との差を書いておくと、ワイヤレス充電機能がないこと、メモリがちょっと少ない(Pixel 5は8GB)こと、他の端末とのバッテリーシェアができない点などがあげられます。
あとは、防水機能が少しだけ劣るのと、カラバリがMostly Blackの1色しかないぐらいでしょうか。とはいえ、お財布機能はついているし指紋認証だし、値段を踏まえると充分な気もします。進化はないけどニーズはしっかり。新規性を求めないなら「むしろこれがベストでは?」とも思っちゃいます。
予約は8月18日から、発売はGoogleストアとソフトバンクで8月26日からです。
一緒に買うともっと安くなる、Google Pixel Buds A-Seriesも登場
アメリカとカナダでは6月中旬にリリースされていましたが、遅れること2ヶ月、日本でもAシリーズのPixel Budsがようやく発売となりました。 Pixel 5a (5G) と同じで18日に予約、26日に発売開始で価格は1万1900 円です。
米Gizmodo編集部のレビューでも、バッテリーのもちが普通とされながらも、良い評価が出ていたのが記憶に新しいです。
安いからと言って、単なる廉価版ではないのがAシリーズの特徴。PIxel Buds A-Seriesも、耳にしっかりフィットして雑音を遮断し、静かな場所から騒がしい環境に移動すると、操作しなくても自動で音量が調整されます。PIxel Buds (2020) と何が違うかと言うと、ワイヤレス充電がなかったり、音量調整がスワイプでできないなど細やかなユーザビリティが違います。カラバリは、1色減ってClearly Whiteと Dark Oliveの2色になりました。
Pixel Buds (2020) が2万800円だったことを踏まえるとかなりコスパは良さそう。さらにPixel 5a (5G)と合わせて買うと2,400円割引の9,500円になるそうですよ。シンプルで高コスパ。Aシリーズのブランドがしっかり確立してきたように感じますね!