小型軽量の代償、なのかな。
昨今のスリムなPCでは、拡張端子がUSB-Cだけで個数も数個というのがけっこうザラ。先日発売されたM1版iMacでも、上位機種でUSB-Cが4個あるだけ、下位機種だと2個しかありません。USB-C“だけ”になるのも考えもので、やはりUSB-Aもあったほうがいいし、SDカードスロットもあれば便利だし、HDMI端子だって外部ディスプレイつなぎたい人にとっては重要です。
そこでUSBハブやドッキングステーションの出番となります。USB-Cケーブル1本で接続するだけで、さまざまな端子を増やせます。
一口にUSBハブやドッキングステーションといってもさまざまなものがありますが、Ankerの製品はなかなかよさげです。先日の新製品発表会で2機種が発表されていました。
15の端子がある豪華なドック
「PowerExpand Elite 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock」は、Thunderbolt 4(アップストリーム)×1、Thunderbolt 4(ダウンストリーム)×1、USB-C×1、USB-A 3.1×2、USB-A 2.0×2、HDMI×2、オーディオ端子×1、SDカードスロット×1、ギガビットEthernet端子×1という構成。映像の8K出力にも対応しています。価格は3万4990円で2021年秋頃発売予定です。
Thunderbolt端子が4つあるのも!
「PowerExpand 5-in-1 Thunderbolt 4 Mini Dock」は、Thunderbolt 4(アップストリーム)×1、Thunderbolt 4(ダウンストリーム)×3、USB-A 3.1×1という構成になっています。Thunderbolt 4端子が4つもあるのは心強いですね。こちらも8K出力に対応。価格は2万2990円で2021年秋頃発売予定です。
拡張端子が減ってきているこんな世の中だから、こういうドックは必需品かもしれませんね。Ankerのこちらの製品、質感がめちゃくちゃ高いのが特徴。ゼロハリのアタッシュケースみたいな感じなので(見た目も)、所有欲も満たしてくれそうです。