コンピューターはより速く、メモリはどんどん増強され、ハードウェアの進化とともに、より力強くなってきました。コンピューターのスペック向上はいくらでも歓迎します。
でも同時にソフトウェアの方も、より多くの機能が詰め込まれどんどん重くなっています。
しかし本当はソフトウェアは軽ければ軽いほうがいいに決まっているじゃない!
ということで今回、容量が極力少ない、2MB以下で使えるフリーのソフトを30個、惜しみなく紹介していきます。
(Windows、Macのソフトが混ざって紹介されています)
どのファイルがコンピューターの容量をどれだけ圧迫しているか見たい時。
そんな時、SpaceSnifferを使いましょう。
WinDirStatと同じようなソフトですが、SpaceSnifferはコンピューターのドライブをスキャンし、ディスク容量を視覚的に表示するソフトウェアです。
SpaceSnifferのソフトから右クリックでディレクトリやファイル、フォルダにアクセスし、削除したりカット・コピー・ペーストなどの操作が可能になります。
F.luxは、部屋の明かりや朝の自然光などに合わせてスクリーンの色温度を調節してくれるアプリです。目に優しいですね。
CPU-Zは、コンピューターのシステムの主要デバイスを詳細に表示することができるソフトです。コア電圧、クロック数、マザーボードのメーカー、モデル、チップセット、 BIOS のモデル、バージョン、メモリのタイプ(DDR2,DDR3など)、サイズ、メモリスロットの情報、グラフィックの名前、コア、メモリなどなど、とにかくパソコンの内の内側まで見せてくれちゃいます。
Windowsの「ファイルコピーと移動」機能はちょっと不可解でインターフェースも微妙...、と感じている方はTeraCopyを使うと良いでしょう。
TeraCopyはファイルの転送速度をスピードアップ、Windows エクスプローラーに無い豊富なオプション、例えば休止や再開、エラーチェックやテストコピーなどの機能が選択可能。
さらにWindowsの標準のファイルコピー機能にTeraCopyに置き換えることも出来ます。
Windows 7 に標準搭載されているインデックス型の検索は充分に速いでしょうか?
そんなことは無い、という方にEverythingという超絶軽いインデックス型の検索ソフトをおすすめします。
インデックスのスピードは相当速く(1分そこらで100ギガバイト相当がインデックスされる)、Everythingのシステムは最低限。ファイル名での検索ももちろん可能ですし、正規表現 を利用した検索も可能です。
Core i3/5/7 のチップセットは温度と電源不可のコントロールは得意としているところでしょう。
i3/5/7のチップセットでは、コンピューターがクラッシュしそうになると、クロックを標準より下げて処理能力をコントロールTurbo Boostという機能があるそうです。
そのパフォーマンスを監視しみたいという方は、TMonitorというソフトが最適。
それぞれのコアのクロックスピードを常時監視、さらにチップのTurbo Boostのレベルまでチェックすることができてしまいます。
そして15分から1時間くらいTMonitorを動かしてみましょう。TMonitorがそれぞれのコアでグラフが大きく傾いているようだったら熱処理部分で問題を抱えていると思われます。
Darik's Boot and Nukeは、ハードディスクのデータを完全消去するためのソフトです。配布されているisoイメージを手持ちのツールでCD-ROMに焼いて、必要なときにCDを再起動させ、PCに接続されたハードディスクの内容を完全に消去するというもの。一括で、もしくは緊急でハードディスクのデータを完全消去したい時に有用ですね。
ファイルサイズはたった28キロバイト。Delayerは本当に最低容量のソフトですが、最も使えるソフトのうちの一つです。
Delayerは、Windowsの自動起動するアプリケーションの起動までの待ち時間を設定することができます。さらにタスクバーのアイコンのシーケンスを設定したり、ポップアップメッセージを作成することもできます。
Eraserは、安全にデータを完全削除できるツールです。普通にデータを削除した上にさらに何度かパターンに沿ってデータを上書きすることで、元のデータをリカバリー絶対出来ないようにします。
わずか400キロバイトのサイズのuTorrentは、速くてシンプルで使いやすいBitTorrent クライアントで、BitCometといった機能豊富なクライアントと比べても遜色ありません。
UPnPに対応し、ネットワークの状況に応じて帯域幅利用を自動的に調節したりBitTorrent App Studioも利用可能。
とにかく軽くて速いのがこのソフトの最大の特徴です。
理想では多様化したそれぞれのアカウントにそれぞれ異なるパスワードを使うべきなのですが、それが実行できているかというとそうでもないですよね...。全てのパスワードを記憶するのは不可能です。
KeePassはそれを解決します。複数のパスワードをデータベースとして一括管理、256ビットに暗号化されたデータベースにそれぞれのアカウントとパスワードを記録します。WIndowsや携帯端末からアクセス可能なそのデータベースにログインするためのパスワードだけ覚えてれば大丈夫ということですね。Gmail Notifierは、新しいメッセージを受信する度に「件名」「送信者」「メッセージの抜粋」をシステムトレイにアイコンとして表示してくれます。CCleaner(以前は Crap Cleaner)は長年ファンが多い、Windowsの「お掃除」ソフトです。基本的にシェアウェア(でも無料で使える)ですが、このアプリケーションは不要なファイルを「お掃除」してスペースを確保するだけでなく、レジストリの掃除や、ハードドライブを安全にセキュアに消してくれます。
7-Zipは、無料の高圧縮率のファイルアーカイバで、そのパワフルさ、柔軟さ、便利で高評価なソフトです。たった1.09メガバイトの7-Zipは、ZIP、TAR、GZなど、ほとんどの形式の圧縮フォーマットのファイルを展開し、独自のファイルフォーマット7zなど、様々な圧縮形式にファイルを圧縮可能です。さらに7z形式とZIP形式において、強力なAES 256暗号化に対応しています。
Color Copは様々な目的に使えるカラーピッカーで、スクリーンにある色をピックし、その色とカラーコードを取得出来ます。ウェブブラウザ上にある色も、Color Copから色情報を取得できるので、グラフィックデザイナーやPhotoshop使いにはとっても便利なツールです。InfranViewは、写真・動画のビューワーで、基本的な編集と色情報を編集できるのが特徴です。写真・動画をスライドショーに編集することができ、ペイントツールで絵を描いたりツールバーからスキンを適用させることも可能。用意されたエフェクトやフィルターを使って写真加工ができ、様々なファイルフォーマットもサポートしているのに無料、かつ2メガバイトとは驚きですね。
Easy Thumbnailは、そのアプリ名が分かりやすく言い当てているように、サムネイル画像を作成することができるソフトです。Easy Thumbnailsからリサイズしたい画像を選択すると、一瞬でサムネイルが生成され、好きなディレクトリに保存でいます。
Easy Thumnailsはオリジナルファイルも保存するので、サムネイル生成のやり直しも可能です。
Rsize Enableはちょっとユニークなソフトです。シンプルで軽いファイルをインストールするだけで、通常はリサイズすることができないデスクトップのウインドウを普通のウインドウと同じようにリサイズできるようになります。
Nail it 1.10 をタスクバーにインストールすると、OSのウィンドウに「nail」という選択項目が現れます。「nail」を選択すると何か起こるのでしょうか。そのウィンドウを「nail(固定)」すると、他のウィンドウを開こうが選ぼうが、そのウィンドウは必ず一番上で表示されるように固定されます。
Internet Traffic Reportはツールバーで動作する気のきいたアプリケーションです。ツールバーにアイコンが表示され、指定したインターネットのパスを監視、パフォーマンスの具合を表示します。環境設定タブから監視したいインターネット地域を選択可能、また監視するサーバーも一括でスイッチできます。また、Internet Traffic ReportのGUIから帯域幅の診断も出来ます。
LogMeIn Hamachi2は簡単にバーチャルプライベートネットワークを構築できるユーティリティで、安全にリモートネットワークにアクセスすることができます。簡単で、安全で、そして商用利用以外は無料で利用可能で、LAN 型のネットワーク接続、またバーチャルオフィスネットワークの構築を可能にします。
Ultra VPNと連携して、自分のPCからどこへでも安全にコントロールできるようになります。
コンピューターの調子がおかしい...そんな時は、Trendo Micro製のHijackThisを使えば、コンピューターの状態の全てをレポートしてくれます。
フォーラムも活発で、HijackThisが出したログから読み取れるコンピューターの不具合、例えばスパイウェアやマルウェア等の解析を手助けしてくれます。
HijackThisから自分の判断で大切なファイルを消去してしまう事があるので、気をつけてください。自己責任になってしまいます。
新しいPCを買ったら、真っ先にPC Decrapifierをダウンロードしましょう。
PC Decrapifierは、買ったばかりのWindowsにインストールされている不要なソフトを一括アンインストールしてくれます。
またパソコンを使い続けていくうちに、使わなくなったソフトを一括アンインストールしたいときなどにも使えます。
Ultra-X製のRST Pro (RAM Stress Test Pro)にお金を払う人もいるかもしれませんが、Memtest86 はメモリ診断するソフトとして充分な機能を備えています。
本家のMemtest86の進化版とも言えますが、Memtest86 は定期的に新しいプロセッサやチップセット、さらにIntelの次世代CPU「Sandy Bridge」やAMD Fusionチップセットでも動作します。
使い方はシンプルで、ウェブサイトからISOファイルをダウンロード、CDに焼くかUSB起動ディスクを作成、そこから起動します。
メモリのテストは自動で瞬時にスタートし、エラーや問題が出れば表示されます。
負荷テストなど、CPUをとにかく使いたい時にはPrime95を使います。
ダウンロードしてファイルを展開して、Prime95を実行し「Just Stress Testing」をクリックします。エラー、クラッシュ無しに終了すればOK、もしブルースクリーンになったら、熱かRAMあたりに問題を抱えていることになりますね。
スクリーンショットを頻繁にとるのであれば、このWindows用のスクリーンキャプチャーツールは知っておかないといけません。
世の中にスクリーンキャプチャーツールは山ほどありますが、このGreenshotの素晴らしいところはとにかく軽い、そして必要な機能は全て兼ね備えているということです。
Greenshotは、フォルダーやクリップボード、また直接Photoshopなど保存先を柔軟に指定することができます。
Greenshotでは指定範囲、ウィンドウ、フルスクリーンの3つのスクリーンショットをとることができます。
HashCalcは軽くて速くて無料の、ハッシュの計算ができるソフトです。この2つのソフトウェアは(基本的に出来ることは同じですが)ショートカットメニューをコントロールする事ができます。
NirSoftが提供しているこの2つのプログラムは、右クリックで不要なメニューを削除できます。
VirtuaWinは、仮想デスクトップ仮想デスクトップを実現するためのWindowsソフトです。VirtuaWinは多くのオプションが提供されていますが、このソフトを使う大きな理由としては、オープンソースで、軽くてシステムのリソースをあまり圧迫しない、そして、仮想デスクトップを実現するためにとても使いやすいという事です。
Strokeltは、マウスジェスチャーを自在に設定することができるソフトです。
Strokeltで視覚的にマウスジェスチャーをカスタマイズし、キーボードを使うこと無くほとんどの操作ができるようになります。
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