有機ELディスプレイと128GBの大容量ストレージを備えつつ、『25,800円(税込)』という低価格が魅力のエントリーモデル『Motorola moto g31』。先日実機を使ってカメラ性能をチェックしたところ、想定以上の画質を得る事が出来ました。この価格帯なら全然アリです。
今回は恐らくmoto g31の主な使い方となるメディアプレーヤーとしての要素を検証。まずは実用部分となる駆動時間から。輝度を『50%』に設定した状態でYouTube(1080p)を『1時間』再生。電池の減りは『7%』程度でした。
続いて『2時間30分』の長編動画を視聴すると『16%』程度の減少とほぼ同じペース。単純計算すると、15時間程度はYouTubeを観続けられることになります。ストリーミング動画の再生時間としては十分と言えるでしょう。
YouTubeのHDRコンテンツ非対応なのは残念なポイント。ただし普段観ているチャンネルがHDRに対応しているというケースは殆ど無いはず。
『漆黒の黒』『発色の美しさ』『速い応答速度による残像の少なさ』が特徴の有機EL。音楽アーティストのMV(ミュージックビデオ)や、最近人気の格闘系チャンネルを頻繁に観るという人は間違いなく液晶より視聴環境が向上します。
MVを観る時に有効活用出来る機能が『Dolby Atmos』です。MVは音質が低めで単調に聴こえる場合が多いですよね。Dolby AtmosをON(上部スライドメニューからワンタッチ)にすると、音にメリハリと臨場感がプラス。
『設定』『音とバイブレーション』『Dolby Atmos』を選択すると『スマートオーディオ(コンテンツ自動選択)』『音楽』『映画』と効果の詳細を変更出来ます。有機ELの画質にピッタリな音響機能なので是非お試しあれ!
moto g31はイヤフォンジャックに対応するので有線イヤフォンやヘッドフォンの使用が可能。しかしスマートフォンで音楽を聴く場合は身軽な『Bluetooth』接続が一般的ですよね。
高音質なBluetoothコーデックとして有名なのはSONYが開発した『LDAC』。iPhoneはLDACに非対応となり、Androidでも一部の端末は使えません。moto g31は公式HPに『LDAC』の記載がされておらず、実際に機器を接続してみるまでは対応・非対応が分かりませんでした。
確認する為にAnkerのLDAC対応TWS『Soundcore Liberty Air 2 Pro』とmoto g31をペアリング。非対応であれば汎用的な『SBC』か『AAC』で接続されます。ちなみにXiaomi Redmi 9TやOPPO A73といった他社のエントリーモデルはAAC接続でした。
moto g31も価格帯的にはAACの方が自然。しかし予想に反して『LDAC』の表示。月額980円(プライム会員は780円)のハイレゾストリーミングサービス『Amazon Music HD』を最大『24bit/96kHz』の高音質で楽しめます。
YouTubeの視聴環境を少しだけグレードアップして、電池切れを気にする事なく自由気ままに堪能。音楽はLDACでしっかり聴けるmoto g31。処理能力を妥協出来ればお値段以上に楽しめるエントリーモデル。格安SIMと組み合わせて激安モバイルエンタメライフを堪能しましょう。
記事に書かれている内容
データ通信量を気にせず動画や音楽を楽しめるお勧め格安SIM
Motorola moto g31の主な仕様
Motorola moto g31 | |
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Soc | Helio G85 |
容量 | 4GB/128GB |
電池 | 5,000mAh |
重量 | 約181g |
画面 | |
カメラ | |
イヤフォンジャック | 対応 |
Bluetooth | 5.0 |
位置情報 | GPS、A-GPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileo |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
SIM | NanoSIM カード×2(1スロットはMicro SDカードと排他的な扱い) |
防塵防水 | IP52 |
指紋認証 | 側面 |
NFC | 対応 |
Micro SDカード | 対応(最大1TBまで) |
OS | Android™ 11 |
Motorola moto g31にお勧めな格安SIM
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