HUAWEI AI対応の両面2眼カメラで5万円台が安く感じる「HUAWEI nova 3」

HUAWEI AI対応の両面2眼カメラで5万円台が安く感じる「HUAWEI nova 3」

今回レビューするスマートフォンは、ファーウェイの「HUAWEI nova 3」。SIMフリーのAndroidスマートフォンだ。ファーウェイは、フラッグシップとしてPシリーズと、Mateシリーズを展開しているが、novaシリーズは主に若年層をターゲットとし、従来はミドルレンジモデルが中心だった。

しかし、今秋に発表されたHUAWEI nova 3は、上位モデルの「HUAWEI P20/P20 Pro」「HUAWEI Mate 10 Pro」と同じく、AI対応の高性能プロセッサー「HUAWEI Kirin 970」を搭載。さらに、リア・フロントのどちらにもデュアルカメラを搭載する充実装備モデルだ。

そのため、実売価格は5万9184円(税込)と、従来のnovaシリーズよりは高い。今回はファーウェイが “ライトフラッグシップ”と呼ぶ、HUAWEI nova 3の使い勝手をチェックした。

サイズは約73.7×157×7.3mmで、重さは約166g。約6.3型のフルHD+ディスプレーを搭載

背面にはデュアルカメラと指紋センサーを装備

約6.3型の大画面を搭載しつつも横幅73.7mmとぎりぎり持ちやすいサイズ感を実現

HUAWEI nova 3は約6.3型の液晶ディスプレーを搭載。縦横比は19.5:9で、解像度は2340×1080ドット。画面の上部にノッチがある、昨今流行りのデザインと言っていいだろう。左右のベゼルは細めで、横幅は約73.7mm。画面サイズのわりにはスリムで、しっかりと掴めるサイズ感だ。ただし、同梱のクリアケースを装着すると、もはやスリムとは言えず、ちょっと大きいかなぁという感じもした。73〜75mmあたりが持ちやすく感じるか否かのボーダーラインかもしれない。

HUAWEI AI対応の両面2眼カメラで5万円台が安く感じる「HUAWEI nova 3」

大きく見えるが、実際に手にすると“大きすぎず、小さすぎず”というサイズ感

背面パネルには3Dガラスを用いて、エッジ部にはカーブが施されている。左右のカーブは強めで、手へのフィット感はよい。

背面は3Dガラスを用いて、リッチな仕上がり

本体右側に電源ボタンと音量ボタンを搭載

底部にUSB Type-Cポート。イヤホンジャックは3.5mm穴の独立したものを備えている

カラーバリエーションはアイリスパープルとブラックの2色(ほかに、goo Simseller専用のレッドもある)。独自性を重視するならアイリスパープルがオススメ。青から紫へのグラデーションが美しく、本体の向きによって色が違って見えたりもする。かといって奇抜な印象はなく、上品な色なので、ビジネスシーンにも合いそうだ。ブラックは、一見ありがちな色に見えて実は鏡面仕上げという、ハイエンドモデルらしい高級感のある仕上がりになっている。

ブラックは鏡面仕上げ

レッドはOCNモバイルONEのSIMとセット販売するgoo Simsellerの限定色